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ワインディナーイベントで中東のワインに焦点を当てたものは多くはないだろう。六本木の高級ホテル、リッツカールトンが、レバノンワイン「シャトー・ミュザール」を招き一夜限りワインペアリングディナーが開催される。当ホテルでよりカジュアルに食事を楽しめるようにと2015年4月にリニューアルオープンしたタワーズで、副総料理長フランクリー・ラルームによる特別メニューに合わせ、1998年と2007年のシャトー・ミュザール赤ワインの6種のワインセレクションのテイスティングが楽しめる。当日は、レバノン内戦の期間に、最高品質のワイン醸造への献身により『デキャンタ』誌の「マン・オブ・ザ・イヤー1984」にも選ばれた、シャトー・ミュザールのマルク・ホシャールがレバノンワインについて紹介する。