レズビアン当事者の視点からライターとしてジェンダーやLGBTQ+に関する発信をする傍ら、新宿二丁目を中心に行われるクィアイベントでダンサーとして活動。

自身の連載には、タイムアウト東京「SEX:私の場合」、manmam「二丁目の性態図鑑」、IRIS「トランスジェンダーとして生きてきた軌跡」があり、新宿二丁目やクィアコミュニティーにいる人たちを取材している。

また、レズビアンをはじめとしたセクマイ女性に向けた共感型SNS「PIAMY」の広報に携わり、レズビアンコミュニティーに向けた活動を行っている。

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Honoka Yamasaki

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Articles (31)

東京、LGBTQ+パーティー

東京、LGBTQ+パーティー

タイムアウト東京 > LGBTQ+ > 東京、LGBTQ+パーティー 熱気を帯びるLGBTQ+コミュニティーのパーティーシーン。ゲイ・レズビアン・バイセクシュアル・トランスジェンダー・クィアなど、あらゆるセクシュアリティー・ジェンダーの人たちが足を鳴らして、自分たちの存在を光らせている。 酒を飲んで交流したい人、とにかく踊りたい人、セクシーなゴーゴーダンサーにチップを渡したい人、厚化粧にきらびやかな衣装を身にまとったドラァグクイーンのショーを堪能したい人など、それぞれの楽しみ方ができる。一歩足を踏み入れるとそこにいる皆が主人公であり、オリジナルの世界観が交差するのだ。 誰もが安心して参加し、ホットなナイトライフを送れる東京のLGBTQ+イベントを紹介する。 関連記事『東京、LGBTQ+フレンドリースポット11選』『東京、クィアのための音楽イベント』

東京、クィアのための音楽イベント

東京、クィアのための音楽イベント

タイムアウト東京> LGBTQ+> 東京、クィアのための音楽イベント 音であふれる東京のクラブシーン。平日から週末まで、日夜たくさんのパーティーが開催されているが、さまざまなジェンダーやセクシュアリティーに開かれたセーフスペースとしてのイベントはまだ少ない。本記事ではクィアが楽しめるクラブやレイヴなどの音楽イベントを紹介。安心して踊りに出かけよう。 関連記事『プライドウィーク開催のLGBTQ+イベント10選』『2023年、クラブの安全性はどう変化するか?』

東京、6月に行くべきLGBTQ+イベント5選

東京、6月に行くべきLGBTQ+イベント5選

タイムアウト東京 > LGBTQ+ > 東京、6月に行くべきLGBTQ+イベント5選 1969年6月、ニューヨークにあるゲイバー「ストーンウォール・イン」で警察の不当な取り締まりに抗議する暴動が起きた。この「ストーンウォール暴動」は、のちにLGBTQ+コミュニティーの権利を求める運動の転機となり、6月が「プライド月間」と定められた。 プライド月間とは、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クィアなど、LGBTQ+当事者の権利と尊厳を称え、啓発する活動が世界中で行われる月を指す。 本記事では、プライド月間である6月に行くべきLGBTQ+イベントを紹介。当事者はじめアライもパーティーに参加してプライドマンスを祝福しよう。 関連記事『東京、LGBTQ+パーティー』『新宿二丁目ビアンマップを発行、クィア女性向けアプリ「PIAMY」にインタビュー』

新宿二丁目ビアンマップを発行、クィア女性向けアプリ「PIAMY」にインタビュー

新宿二丁目ビアンマップを発行、クィア女性向けアプリ「PIAMY」にインタビュー

タイムアウト東京 > LGBTQ+ > SEX:私の場合 > #17 新宿二丁目ビアンマップを発行、クィア女性向けアプリ「PIAMY」にインタビュー 「レズビアン」という存在はまだ十分に可視化されていない。4月26日「レズビアン可視化の日」は、「L」(レズビアンの総称)コミュニティーの祝福であると同時に、「見えない」存在であることを痛感させられる。 レズビアンが直面する主な問題は、不可視化と圧倒的な知識不足ではないだろうか。家父長制が浸透する男性中心的な社会では、男性を必要とせずに生きる女性の存在が稀有とされがちだ。 しかし、レズビアンは男性異性愛者のための「スケベ」な存在でもなければ、一時の遊びでもない。現状、レズビアン当事者がのびのびと過ごす社会とは程遠いものの、そこには必ず存在している。 表で語られることの少ないレズビアンは、どのようにしてコミュニティーとの関係性を構築し、同じ当事者と出会うのだろうか。今回、レズビアンやクィア女性に向けたSNSアプリ「PIAMY」代表の星マリコ、レズビアン当事者であり広報を務める雨谷里奈と山﨑穂花が、出会いやつながりについて語る。 また、PIAMYが制作した、新宿二丁目を中心に開かれたビアンバー42店舗を収録した「ビアンマップ」を通して、LGBTQ+新宿二丁目のLコミュニティーを探求する。 関連記事『国際女性デーに考える、レズビアンバーのオーナーから見た「L」の世界』『SEX:私の場合』

「東京レインボープライド2024」の期間に行くべきLGBTQ+イベント

「東京レインボープライド2024」の期間に行くべきLGBTQ+イベント

タイムアウト東京 > LGBTQ+ >「東京レインボープライド2024」の期間に行くべきLGBTQ+イベント 30周年を迎えるアジア最大級のLGBTQ+イベント「東京レインボープライド 2024」(以下TRP)が2024年4月19日(金)〜21日(日)に開催される。 毎年、TRPというビッグイベントを機に、LGBTQ+当事者やアライ(ally=「仲間」や「同盟」を語源とし、セクシュアルマイノリティー当事者を支援する人々を指す)が、LGBTQ+コミュニティーを祝福。今年はさらに規模が拡大し、TRP公式のアフターパーティー「Sparkle」と「PRIDE CARNIVAL」開催のほか、都内各所でLGBTQ+コミュニティーをエンパワーするイベントが多数展開される。 本記事では、TRPの期間に開催される東京のLGBTQ+イベントを紹介。自由でボーダレスなひとときを過ごそう。 関連記事『東京レインボープライド 2024』『渋谷パルコで新人ドラァグクイーンによるバトルイベント「Sparkle」が開催』

3.11以降、災害時のLGBTQ+コミュニティーへの対応は変わったのか?

3.11以降、災害時のLGBTQ+コミュニティーへの対応は変わったのか?

タイムアウト東京 > LGBTQ+ > 3.11以降、災害時のLGBTQ+コミュニティーへの対応は変わったのか? 東日本大震災以降、性的マイノリティーが直面する災害時の問題について語られることが増えてきた。しかし、被災地でLGBTQ+コミュニティーの人たちがどのように過ごしているのかは、いまだ十分に可視化されていない。  災害時の避難所では、多くの時間を他人と共有することになる。本来ならば被災者には尊厳ある生活を営む権利があるが、性的マイノリティーということで排除・孤立させられる可能性があり、無理な生活を強いられているのが現状だ。 岩手レインボー・ネットワークを主宰している山下梓(やました・あずさ)は、「LGBTQ+の災害時の困難は、『それ以前の困難*1』である」と語った。レインボー・ネットワークが作成した、性的マイノリティーの災害時の困り事や対応策案をまとめた「にじいろ防災ガイド」を参考にしながら、その課題について聞いた。 *1 東北地方の性的マイノリティー団体 活動調査報告書「第6章『それ以前の困難』を伝えるため(岩手県・岩手レインボー・ネットワーク 山下梓)」から引用 関連記事『元警察官・元消防士のゲイカップルが語る災害対策と緊急時のマイノリティーの困難』『地震が戦争のトラウマとフラッシュバックを誘発、ウクライナ避難民が直面する困難』

国際女性デーに考える、レズビアンバーのオーナーから見た「L」の世界

国際女性デーに考える、レズビアンバーのオーナーから見た「L」の世界

タイムアウト東京 > LGBTQ+ > SEX:私の場合 > #16 新宿二丁目で作る「女性による女性のための居場所」 1900年初頭から、アメリカを中心に女性たちは賃金格差の解消、職場環境の改善、選挙権などを求めて闘ってきた。そして1975年、国連によって3月8日が「国際女性デー」として制定された。 女性の権利を守り、ジェンダー平等を実現する国際女性デーは、全ての女性のための日であることを忘れてはならない。そこには、*1シスヘテロ女性だけでなく、もちろんレズビアン女性、バイセクシュアル女性、トランスジェンダー女性なども存在する。 世界から見ても、あらゆるLGBTQ+店舗が密集した特殊な街、新宿二丁目。「LGBTQ+タウン」として知られているが、レズビアンに開かれたバーは少ない。伏見憲明の著書「新宿二丁目」によると、二丁目にあるバーは約450軒。その中の381軒がゲイバーと想定され、*2レズビアンバー(通称:ビアンバー)は30軒ほどだ。 少数派の中でも少数派であるレズビアンの歴史は、当事者が語ることも他者から記録されることも少ない。届かぬ「L」の声とは何か。そして、「L」の居場所はどのように作られているのか――。 今回は、新宿二丁目にあるレズビアンを中心としたバー「GOLD FINGER」のオガワチガ、「鉄板女酒場 どろぶね」の長村さと子、「おむすびBAR 八『はち』」のアバゆうが集まり、オーナーから見た新宿二丁目、さらには女性たちの居場所について語り合った。 *1 シスヘテロとは、「シスジェンダー」(生まれた時に割り当てられた性別と自認する性が一致する人)と「ヘテロセクシュアル」(異性愛者)を合わせた言葉。*2 レズビアンバーと一口に言ってもそれぞれの定義は異なる。レズビアン、バイセクシュアル女性、トランスジェンダー女性など、あらゆるセクシュアルマイノリティー女性に開かれたバーを包括して「レズビアンバー」と呼ぶ場合がある。 関連記事『「人生の全ての瞬間がクィアです」私たちの本音―QUEER VOICE後編』『SEX:私の場合』

過激なカウンターカルチャーを追う男、ケロッピー前田が語る身体改造の魅力

過激なカウンターカルチャーを追う男、ケロッピー前田が語る身体改造の魅力

タイムアウト東京 > LGBTQ+ > SEX:私の場合 > 過激なカウンターカルチャーを追い続ける男、ケロッピー前田が語る身体改造の魅力 世界には過激なカウンターカルチャーが存在する。体にフックを刺してつり上げるボディサスペンション、身体の一部を切断するアンピュテーション、マイクロチップを体内に埋め込むボディハッキング……、今回紹介するのは「身体改造」だ。身体に痛みをともなう行為には、儀式としての背景もあるのだとか。 筆者は、そんな長い歴史を持つ身体改造と、人間の奥底に眠る性(さが)の関係性に興味を持った。身体改造を追い続け、最も過激な身体改造本「モドゥコン・ブック」の出版を手がけたジャーナリストのケロッピー前田が、身体と精神について語る。 関連記事『SEX:私の場合』『ドラァグクイーンとして体毛を生やす理由「男・女」らしさで遊んで』

ナルシズム、エロ、ファンタジーを体現、GOGOボーイがジェンダーを語る

ナルシズム、エロ、ファンタジーを体現、GOGOボーイがジェンダーを語る

タイムアウト東京 > LGBTQ+ > SEX:私の場合 > #15 ナルシズム、エロ、ファンタジーを体現、GOGOボーイがジェンダーを語る ゲイのクラブカルチャーを担う存在といえば、ドラァグクイーン(女性性を誇張し、派手な衣装や化粧をしてショーに出演するパフォーマー)が有名だが、実は「GOGOボーイ」という存在も欠かせない。 GOGOボーイとは、主にゲイパーティーで活動するダンサーのことを指す。セクシーな衣装を身にまとい、ステージ上で鍛え上げられた肉体を揺らす彼らは、何人もの観客の目を奪いフロアを沸かせてきた。ゲイコミュニティーではアイドル的存在とされているからこそ、当事者が口を開いてジェンダーを語ることはあまりない。 世間が思う「男らしくて強いGOGOのリアル」とは何か。筆者と親交を持つGOGOボーイのTAIGAが、心の内を打ち明ける。 関連記事『ドラァグクイーンであることは政治的なこと』『SEX:私の場合』

国際男性デーに考える「男性である」ということは?

国際男性デーに考える「男性である」ということは?

タイムアウト東京 > LGBTQ+ > SEX:私の場合 > #14 国際男性デーに考える「男性である」ということは? 11月19日は、1999年、トリニダード・トバコにある西インド諸島大学の歴史講師、ジェローム・ティールックシン博士により設立された「国際男性デー」。「国際女性デー」と比べるとまだ馴染みがない言葉かもしれないが、男性が直面するさまざまな社会問題に焦点を当て、意識を広げる機会となっている。  家父長制をはじめとするさまざまな社会システムでは、性別で区別された「特権」が存在する。また、職場や家庭、パートナーとの関わり方など、生きる上でのさまざまな場面で「男らしさ」の概念は無意識的に染み付いている。つまり、男性について考えることは、社会について考えることだ。 今回は、国際男性デーに合わせて「男性とは」についてアンケートを実施。20〜40代の9人の回答を掲載する。 関連記事『「クィアならではの経験は?」「レインボープライド行く?」QUEER VOICE前編』『SEX:私の場合』

東京、LGBTQ+クリスマスパーティー2023

東京、LGBTQ+クリスマスパーティー2023

タイムアウト東京 > LGBTQ+ > 東京、LGBTQ+クリスマスパーティー2023 年間のイベントのうち、特に盛り上がるクリスマス。しかしLGBTQ+を自認する人にとっては、時に憂鬱(ゆううつ)な時期となり得る。イルミネーションやクリスマスカラーに彩られた街は、人々を温かく包み込むものの、家や職場では当事者にとって「本当の自分」が歓迎されないのでは、という不安を抱くことも少なくない。 だが、2023年のクリスマスシーズンはそんなタフな現実から離れ、パートナーやクィアな友人を連れて(もちろん1人も歓迎)自分らしくクリスマスを祝おう。どんなジェンダー、セクシュアリティーの人でも安心して騒げるクリスマスパーティーを紹介する。 関連記事『豪華なドラァグクイーンショーを毎夜開催「Antidote」が六本木にオープン』『東京、LGBTQ+パーティー』

吉原遊郭の歴史伝える専門書店「カストリ書房」が移転、店主の渡辺豪に歩みを聞く

吉原遊郭の歴史伝える専門書店「カストリ書房」が移転、店主の渡辺豪に歩みを聞く

タイムアウト東京 >  Things To Do > 吉原遊郭の歴史伝える専門書店「カストリ書房」が移転、店主の渡辺豪に歩みを聞く 1958(昭和33)年に「売春防止法」が完全施行されるまでの間、公許の遊郭として開かれていた吉原。その跡地にひっそりと構える「カストリ書房」は、遊郭・赤線関連の書籍を扱う専門書店だ。 消えゆく遊郭・赤線の歴史を今に伝えるべく、店主の渡辺豪が2015年に出版社「カストリ出版」を立ち上げ、2016年にカストリ書房を開業。オープンから7年がたった2023年7月、同じ吉原遊郭内への移転を発表した。 2023年7月8日(土)〜16日(日)には、カストリ書房移転に伴い、イラストレーターの吉岡里奈による個展「カストリ名所十景」が開催。この機会に吉原へ足を運び、遊郭の歴史に触れてみよう。 関連記事『書店「カストリ書房」の新店舗がオープン』『東京、美しい建築9選』