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東京、美術館カフェ8選

東京、美術館カフェ8選

タイムアウト東京 > レストラン&カフェ > 東京、美術館カフェ8選 美術館に行った際は、写真を撮ったりグッズを買ったりするが、併設のカフェで一休みをしながら友人と感想を言い合ったり、一人で余韻に浸ったりするのもよいだろう。美術館の中には、作品をモチーフにしたユニークなメニューが味わえたり、風情ある庭園が楽しめたりと、特徴的なカフェが備わっている施設もある。 ここでは、モダンな近代建築やアート作品に囲まれた店など、魅力的な美術館併設カフェを8つ紹介したい。アート巡りの時間をより充実させてほしい。 関連記事『東京、ブックラウンジ8選』
千歳烏山でしかできない8のこと

千歳烏山でしかできない8のこと

タイムアウト東京 > Things To Do > 千歳烏山でしかできない8のこと 世田谷区の北西部に位置する千歳烏山。二子玉川や三軒茶屋、下北沢といった同区内のほかのエリアと比べると知名度はやや控えめだが、実は魅力がぎゅっと詰まった街だ。 甲州街道沿いには、巨大倉庫のようなリサイクルショップ「リサイクルギャラリーNEWS 烏山店」があり、掘り出し物を見つけるのも楽しい。ほかにも、1978年にオープンした老舗ジャズ喫茶「ラグタイム」や、地元産の食材にこだわったジェラート店「世田谷ジェラート ダーリンドルチェ」など、歩く度に新たな発見が待っている。 本記事では、千歳烏山の奥深い魅力を8つ紹介する。 関連記事『亀有でしかできない5のこと』
八王子でしかできない6のこと

八王子でしかできない6のこと

タイムアウト東京 > Things to Do> 八王子でしかできない6のこと 東京最大の面積を誇り、市内に高尾山を擁する八王子市。自然豊かなイメージがあるが、東京の市の中では最大、23区を合わせても8番目の人口57万人を誇る大きな街でもある。個人経営の商店も数多く存在し、地元愛に満ちた若手のクリエーターやオーナーが台頭している注目のエリアだ。 ここでは、八王子駅から労せず訪れ、楽しめるスポットを紹介。市民に愛される美術館、美しい中庭カフェからはじまり、ニューオープンしたばかりのブリューパブ、若きシェフが手がける地産野菜を堪能できるビストロ、カルチャー色ムンムンなショップまで、注目のヴェニューを6つ選んで紹介する。 関連記事『深大寺でしかできない10のこと』

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台湾出身トップバリスタ・リウェイの理想が詰まった4店舗目が新富町にオープン

台湾出身トップバリスタ・リウェイの理想が詰まった4店舗目が新富町にオープン

台湾出身のリウェイ(李維軒)による、4店舗目となるカフェ&バー「LIWEI TOKYO(リウェイ トーキョー)」が新富町にオープンした。リウェイは、ラテアートの技術を競うバリスタの選手権大会で数々の受賞歴を持ち、2022年に大阪で開催された「フリーポアー・ラテアート・グランプリ2022」で優勝を果たした後、一気にその名を馳せた人物だ。 Photo: Kisa Toyoshimaスタイリッシュな内装 2020年に1店舗目となるカフェ「LIWEI COFFEE STAND(リウェイ コーヒー スタンド)」を高田馬場にオープンさせ、これまで新宿御苑「アジュラ」、日本橋「Goldenhood(ゴールデンフード)」と次々と拠点を増やしていった。 彼の手がける店では、ブラックラテやプリン、バスクチーズケーキなど独創性のあるメニューが人気。しかしLIWEI TOKYOでは、コーヒーのほかにも、朝からカクテルが楽しめたり、系列店とは少し違った仕様の台湾風プリンが味わえたりできる。 足し算で生まれる味わい コーヒー豆の卸販売も行っているリウェイは、シングルオリジンよりもブレンドにこだわる。「量がアンバランスなコーヒー豆をうまく掛け合わせて作ることで、豆自体の品質にかかわらず、結果的においしいコーヒーを引き出せるんです。そうやって足し算していく方が面白いし、バランスの取れたおいしさを長く届けられます」と語る。彼のセンスと日々の研究から作られる華やかで香りのいいコーヒーは、実際にその場で味わえる。 「東京ブレンドの浅煎りラテ」(800円、以下全て税込み)は、ミルクのまろやかさの中にフローラルで繊細な豆の香り高さが感じられ、後味はとてもスッキリとしている。これまでは、苦味や酸味などの割合がちょうどよく調和された中深いりを基本としていたが、好みが二分する傾向にあった客の需要に伴い、浅いりと深いりから選択できるようにしたという。 Photo: Kisa Toyoshima繊細なラテアート Photo: Kisa Toyoshima「東京ブレンドの浅煎りラテ」 多くのカフェでは、浅いりと深いりで金額に多少差があるが、ここでは50円しか変わらない。好みや気分に合わせて気軽にチョイスできるのもうれしいポイントだ。 Photo: Kisa Toyoshimaシンプルなデザインが美しいカップ 同店では、カクテルも提供する。グアバジュースをベースに、ウイスキー、梅酒、レモン汁を混ぜたカクテル「レッド グアバ ポイズン」(1,200円)は、グラスの口に台湾から取り寄せたウメの粉糖をまぶした一杯。台湾ではフルーツなどに付けて食べる習慣があるといい、万能調味料としても愛されているウメの粉糖が良いアクセントとなっている。 Photo: Kisa Toyoshimaバーカウンターで作られるカクテル Photo: Kisa Toyoshima「レッド グアバ ポイズン」 また、看板メニューにもなっている「台湾風プリン」(750円)だが、同店ではウーロン茶ではなく、冬瓜(とうがん)茶を使ったシロップを合わせたユニークなプリンが堪能できる。 黒糖のようなコクと、水分の多いトウガンの淡泊でさっぱりとした風味が上品で、何度でも食べたくなる味わいだ。ほかにはない一味違うプリンを、ぜひ試してほしい。 Photo: Kisa Toyoshima「台湾風プリン」 カクテルへの挑戦が生んだ「理想の店」 リウェイは2店舗目をオープン以来、店頭から少し離れていたというが、カクテルという新しい
アジアの魅力あふれる「カシカ兜町」がオープン、センス光る雑貨や家具が勢揃い

アジアの魅力あふれる「カシカ兜町」がオープン、センス光る雑貨や家具が勢揃い

アジアの食文化を堪能できるレストランと、アンティークの器やキッチン用具、調味料などえりすぐりのアイテムを取り扱うショップを併設した「カシカ 兜町(CASICA KABUTOCHO)」が2025年8月5日にオープンした。 Photo: Keisuke Tanigawaアジア各国の生活雑貨等が並ぶショップ Photo: Keisuke Tanigawa棚に美しく並べられた商品 Photo: Keisuke Tanigawa「可視化飯店」の店内風景 世界各地に根付くあらゆる文化を現代に落とし込み、多方面から融合した未知なる空間を発信する「カシカ(CASICA)」は2017年、新木場にショップ、ギャラリーグリーン、レストラン、パントリー、スタジオのある複合型施設を開業。以来、生活に身近なさまざまな魅力を表現し続けている。 Photo: Keisuke Tanigawa店内で販売されている茶器 同店では、カシカ独自の視点で再構築した心も体も喜ぶアジアン料理を、洗練された落ち着きのある空間の中で堪能できる。ランチタイムには漢方食材とインド式ラー油がアクセントとなった「旬野菜の薬膳カレー」(1,500円、以下全て税込み)や、本日の総菜2品とスープが付いた「野菜饅と点心」(1,650円)が人気だ。取材時には、野菜饅と点心のセットを堪能した。 Photo: Keisuke Tanigawa「野菜饅と点心」 野菜饅は、揚げたタマネギと切り干し大根、キャベツなどを一緒に蒸すことにより、野菜のうまみを存分に引き出した一品。動物性の食材を一切使用していないというが、濃縮された野菜の甘さとキャベツの歯応えで満足がいく仕上がりだ。 Photo: Keisuke Tanigawa野菜饅 点心は、ハスの葉に包まれた一口サイズのちまきとマッシュルーム焼売。また、和の食材をチリソースで味付けした春雨と、中国の泡菜(パオツァイ)をイメージした、クミン香る酢漬けがセットで運ばれてきた。副菜はメイン料理の邪魔にならないあっさりと優しい味付けで、最後まで飽きずに食事が楽しめる。 Photo: Keisuke Tanigawa点心 またティータイムには、台湾の茶人・謝小曼(シェ・シャオマン)から学んだ伝統的な茶法を用い、厳選された数種類の茶とともに、上質なひとときが過ごせる。比較的安価に本格的な喫茶を楽しめることから人気が高いため、訪れる場合は早めに予約をするのがいいだろう。 Photo: Keisuke Tanigawa店内では中国茶や台湾茶が楽しめる Photo: Keisuke Tanigawa茶は伝統的な方法で淹れられる さらに、世界各国を旅してアジア各地から集められた食器や家具、バスケットなどが並ぶショップには、陶芸家の大谷哲也や十場あすかといった作家の、茶にまつわる一点物も販売。茶を愛好する人にも必見のスポットだ。 Photo: Keisuke Tanigawa店内 Photo: Keisuke Tanigawa古い小皿も豊富に取り揃う   Photo: Keisuke Tanigawa路地裏の荒物屋で出会うような小物から、現代の工芸作家による作品やアーティストのアートピースまで多彩に揃う   Photo: Keisuke Tanigawa店内 カシカが織り成す、アジアのさまざまな文化が溶け込んだ感度の高い空間には、食するだけでなく自らの生活を豊かにするヒントも同時に発見できる。そんなワクワクする体験が待つ同店へ、足を運んでみてほ