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Midori Yamaoka

Midori Yamaoka

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Articles (3)

麻布台ヒルズ マーケット、和食文化の真髄を堪能できるショップ5選

麻布台ヒルズ マーケット、和食文化の真髄を堪能できるショップ5選

タイムアウト東京 > フード&ドリンク > 麻布台ヒルズ マーケット、和食文化の真髄を堪能できるショップ5選 「麻布台ヒルズ」に、34の食の専門店が集う「麻布台ヒルズ マーケット」が2024年3月13日オープンした。日常品から嗜好品まで上質でウェルネスな食文化体験が楽しめる。 ここでは、日本が誇るべき和の食文化について常に「本物」を追求し、次世代、そして世界へ向けて発信しているショップ5店舗にフォーカスし紹介しよう。 関連記事『麻布台ヒルズで行くべきレストラン&カフェ7選』

虎ノ門ヒルズステーションタワーで行くべきレストラン&カフェ10選

虎ノ門ヒルズステーションタワーで行くべきレストラン&カフェ10選

タイムアウト東京 > フード&ドリンク > 虎ノ門ヒルズステーションタワーで行くべきレストラン&カフェ10選 2023年10月に開業した「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」が、2024年1月16日に27店舗が新たにオープンし「食」エリアが完成した。 虎ノ門ヒルズ駅直結の「ティーマーケット(T-MARKET)」には、西恭平による新スタイルの居酒屋「ウケ(Uké)」がオープンし、全27店舗がオープン。さらに、エリア最大級のダイニングフロアとして誕生した4階には、ミシュランスターシェフによる中華バルや予約困難店など、個性豊かな全20の専門店がオープン。 ここでは「食」のトレンドが一堂に集結した「虎ノ門ヒルズステーションタワー」で押さえておきたい10軒を紹介しよう。 関連記事『虎ノ門ヒルズ ステーションタワーでしかできない8のこと』『パステルカラーで彩られた苺パーティーがヒルトン東京で開催』

東京、アーバンワイナリー5選

東京、アーバンワイナリー5選

タイムアウト東京 > レストラン&カフェ > 東京、アーバンワイナリー5選 ワイナリーといえば、ぶどう畑に隣接した広大なものと考えがちだが、近年ではニューヨークやロンドンなどを先駆けに、大都市にワイナリーを構えるところが増えてきている。ここ東京も例外ではない。 ここでは門前仲町、御徒町、清澄白河と下町から渋谷、田町といった都心まで、それぞれの場所で個性的なワインを造り、提供している東京を代表する「アーバンワイナリー」を紹介しよう。 関連記事『東京から日帰りで行くワイナリー&蒸留所』

News (1)

「リミックス」がテーマ、渋谷サクラステージに上質なミュージックバーがオープン

「リミックス」がテーマ、渋谷サクラステージに上質なミュージックバーがオープン

渋谷・桜丘の複合施設「渋谷サクラステージ(Shibuya Sakura Stage)」SHIBUYAタワー38階に、上質な音楽と料理が楽しめるグリルダイニング&ミュージックバー「ステレオ(STEREO)」が、2024年3月19日にオープンした。 手がけたのは、東京のフードシーンをけん引するイートクリエーターが東急不動産と開設した「日本食品総合研究所」。起業支援施設「マノマ(manoma)カンファレンスホール&レストラン」内にオープンする形だ。 同施設は、ダイニングとミュージックバーが併設しており、同フロアにはプライベートレストランエリアがあり、緩やかにつながっている空間である。「光と影」という空間コンセプトを持つ同店では、エントランスから足を進めるごとに少しずつ暗くなっていき、一番奥のメインダイニングへ向かって鋭い線へとグラデーションしていく。 画像提供:日本食品総合研究所 ミュージックバーエリアでは、音響機材ブランド「Taguchi」のスピーカーを採用し、オリジナルサラウンドシステムを構築。フロントからグリルダイニング、ミュージックバーまでのBGMとレコードの選盤をDJとしても活躍する伍堂英太が手がけ、ドリンクメニューは、イートクリエーターと縁の深いバーテンダー・野村空人が監修した。 音楽、ドリンク、料理全てにおいて「リミックス」をキーワードに、時代や文化、ジャンルなど、あらゆるカテゴリーにおいてリミックスしたものを提供している。 画像提供:日本食品総合研究所 グリルダイニングエリアでもリミックスをテーマに、フレンチのフィルターをかけながらもジャンルレスな料理を提供。丸ごとオリーブに牛ひき肉やアンチョビを詰めたフライ「アスコナーラ」(990円、以下全て税込み)や、山椒マヨネーズと自家製チリソースで楽しむ「シーフードプラッター」(2人前4,180円から)は、スターターとして必ず注文したい。 画像提供:日本食品総合研究所青森鴨バルバリー種_ハチミツとオレンジのグリルラッケ メインには、フレンチスタイルのグリルメニュー「青森鴨バルバリー種 ハチミツとオレンジのグリルラッケ」(9,020円)をチョイスしよう。溶岩石の遠赤外線で外は香ばしく、中はジューシーに照り焼きスタイルで仕上げている。鴨だしのきいた赤ワインソースで味わってほしい。 隣接するミュージックバーとグリルダイニングは、一体として利用することもできる。眺望も抜群なので、ぜひ夕暮れから夜になるたそがれ時に訪れてみてほしい。美しい街の景観を目にして、思わず息をのんでしまうかもしれない。 オープンから当面はディナー営業のみなので、注意してほしい。 また、同エリアにはプライベートレストラン「フソウ」も入居している。 関連記事 『ステレオ』 『渋谷で暮らす体験型施設「ハイアット ハウス 東京 渋谷」に泊まってみた』 『渋谷駅前5つ目の複合施設 「渋谷サクラステージ」が11月30日始動』 『意識や身体がリフレッシュされる感覚』 『麻布台ヒルズに世界初のアマン姉妹ブランドホテル「ジャヌ東京」がオープン』  東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら

注目のシェフ・内田悟率いるプライベートレストラン「フソウ」が渋谷に誕生

注目のシェフ・内田悟率いるプライベートレストラン「フソウ」が渋谷に誕生

8席だけのアニバーサリーレストランとして名高い「ユニ(unis)」でスーシェフを務めた内田悟が、自身初のレストラン「フソウ(FUSOU)」を「渋谷サクラステージ(Shibuya Sakura Stage)」内にオープンした。 多くの文化を受け入れ、独自の進化を遂げる日本の食文化の多様性を、フレンチと組み合わせた新しいスタイルで提供。シグネチャーである肉のメイン料理では、熟成技術が調理工程が存分に取り入れられている。 食材は生産者との信頼関係を大切にし、顔が見えるものを採用。自身の出身地である栃木の食材をはじめ、日本全国へ足を運び、探求を続けている。 画像提供:日本食品総合研究所 天然石の入り口は、栃木県にある大谷石の洞窟をイメージして作られた。中に足を踏み入れると8席のカウンターが出迎え、木の温もりを感じる空間へと変わる。「無機質な空間の中に有機的な自然の温もりを取り入れたかった」と内田は言う。壁には、廃棄竹材や土、床にはクルミ、カウンターには富山県産もみの木を使用している。 画像提供:日本食品総合研究所 広々としたオープンキッチンは舞台のようだ。客席から目線の先に広がる内田の美しくリズミカルな手さばきに、訪れた客たちはとりこになるだろう。 画像提供:日本食品総合研究所「タルタル 大根 酒粕」 渋谷への出店理由について、内田は、食の楽しみ方を知っている40、50代のみならず、自身と同じ30代のゲストが食を楽めるレストランにしたいという思いがあったと語る。 画像提供:日本食品総合研究所「いちご 桜 トンカ豆」 ディナーコースは約10品(2万350円、サービス料別)で、18時30分からのみの完全予約制。土曜日のみ12時30分からランチ営業も行う。 気さくで優しい雰囲気を身にまとう内田の繊細で意表をつく一皿をぜひ体感してほしい。 関連記事 『フソウ』 『24歳の注目シェフがベーカリーカフェ&レストラン「繁邦」を恵比寿にオープン』 『渋谷で暮らす体験型施設「ハイアット ハウス 東京 渋谷」に泊まってみた』 『浅草に「VERTはなれ」が誕生、予約が取れないカウンターデザート専門店の姉妹店』 『アイリッシュダンスにウィスキー、代々木公園でアイルランド文化に親しむイベントが開催』 東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら

現地の味を追求した台湾家庭料理店「マンション台北」が大塚にオープン

現地の味を追求した台湾家庭料理店「マンション台北」が大塚にオープン

2023年12月6日、大塚にオープンした「マンション台北」は、現地の味わいにとことんこだわった台湾家庭料理専門店だ。同店は江戸川橋の「フジ コミュニケーション」や白山の「オルソー(also)」を手がけたオルソーの新業態である。 Photo: Kisa Toyoshima外観 大塚駅南口から徒歩約4分、路地裏のビルの階段を2階に上がるとナチュラルワインの空き瓶が出迎えてくれた。ラインアップを見るからに、扉の先に広がる料理のポテンシャルに胸が高鳴る。 Photo: Kisa Toyoshima内観 台湾の雰囲気で彩られたインテリアが配置されており、現地の料理店に迷い込んだかのよう。台湾ビールの緑色をイメージした緑の濃淡で統一された店内は、壁に飾られた赤文字のメニューが印象的である。 半円のテーブルはオーナーの近藤喬哉が手作りしたという。食器やカトラリー、調度品はほとんどが台湾で買い付けたもの。ないものなら自分で作るという近藤のこだわりは、細部にまで感じられるだろう。 Photo: Kisa Toyoshima 「やりたいことをとことんやる」をテーマにした店づくり オープンする際に大切にしたテーマは「やりたいことをとことんやること」だと近藤は話す。これまでのヒットメーカーとしての役割を果たす店作りということではなく、台湾家庭料理を極めることをテーマとしたのだ。 Photo: Kisa Toyoshima フジ コミュニケーションでは「水餃子」を、オルソーでは「台湾ワンタン」に着目し、いち早く世に広めてきた。新業態のマンション台北では、台湾料理の中でも小籠包や魯肉飯(ルーローファン)といった王道料理ではなく、煮込み料理や家庭料理に的を絞った。 Photo: Kisa Toyoshima「爌肉飯」 「爌肉飯(コンローハン)」の人気を確信 「爌肉飯(コンローハン=台湾風豚角煮丼)が今後注目を浴びるであろうことは確信している」と近藤は語る。彼らが着目した料理はこれまでもヒットしており、次は「爌肉飯」だと言うのだから、不思議とそうなるのだろうと思ってしまう。 台中では定番の家庭料理で、同店では皮付きの豚バラ肉を串で刺して煮込む。陳皮(ミカンの皮)、シナモン、八角などで下ゆでし、醤油にんにくのタレで煮込んでいく。これが「歯が要らないほど」柔らかくジューシーで、何よりも見た目のインパクトがすごい。凝縮されたおいしさを、とにかく一度体験してほしい。 Photo: Kisa Toyoshima「爌肉飯ランチセット」 平日のランチタイムは副菜とスープがついた「爌肉飯ランチセット」(1,100円、以下全て税込み)がおすすめ。ほかにも「猪油葱拌麺(ヂュウヨウツォンバンミェン)」(800円)や「排骨飯(パイコーハン)」(1,000円)など手頃なセットメニューが7種類ほど揃う。どれも聞き慣れない料理だからこそ、全て制覇したくなる。 Photo: Kisa Toyoshima ディナーには小皿料理を思いのままに ディナータイムは、種類豊富な小皿料理をテーブルに並べて楽しみたい。冷菜や一品料理は190〜790円という価格帯で、思う存分楽しめそうだ。 中でも注目すべきは「滷豬腳(ローディーカー)」。豚足の煮込み料理で、ひづめ(330円)と関節(390円)の2種類の部位が用意されている。中国や台湾出身の人が来店した際はほぼ注文する、という本場顔負けの味わいである。 Photo: Kisa Toyoshima滷豬腳 「香菜干絲(シャンツァイカンス)」(

福岡で人気の民族料理店「モンアン」が新丸ビルに東京初出店

福岡で人気の民族料理店「モンアン」が新丸ビルに東京初出店

2023年7月26日、「新丸の内ビルディング」の5階にあらゆる民族料理を自由な発想で提供する「モンアン丸の内(Mon an Marunouchi)」がオープンした。福岡で人気を博する「清喜」「餃子おそ松」などを展開する「ライスバード」のエスニック料理店「モンアン(Mon an)」の東京第1号店だ。 Photo: Midori Yamaoka 新店舗のコンセプトは「No border Ethnic food」。「エスニック」をアジア料理でなく「民族料理」と捉え、ヨーロッパ、南米、メキシコなど国境を超えたさまざまな土地に根差した料理をランチとディナーで提供する。 ランチのシグネチャーメニューは「南インドオムライス」 同店からスタートしたというランチは、特に注目してほしい。中でも「南インドオムライス」がおすすめだ。なんとビリヤニが包まれているのである。エスニック好きのみならず幅広い客層に楽しんでもらえるように、スパイスを全面的に主張するのではなく、ヨーグルトとクミンを加えた卵で包んでオムライスとして提供。味も見た目も親しみやすく、一つのメニューとして調和している。 Photo: Midori Yamaoka「南インドオムライス(プレーン)」とセットの鶏だしのスープ プレーン(1,250円、以下全て税込み)、ラムキーマ(1,550円)、海老カレー(1,650円)、ビーフステーキ(2,500円)の4種類のソースを用意。提供スピードも早いので、忙しいビジネスパーソンにはぴったりのメニューだ。 画像提供:ライスバード そのほか、フォー(1,100円から)、プレートランチ(1,450円から)なども提供する。土・日曜日と祝日なら、7種類から選べるランチセット(2,100円から)や、エスニックタパスなどもあるので、「昼飲み」するのもいいだろう。 ディナーは必ず「ミャンカム」から始まる まずは同店のシグネチャー「ミャンカム」(350円)を堪能してほしい。元はタイの宮廷料理だが、そこにモンアン式のアレンジを加えている。大きなエゴマの葉にマンゴーのチャツネ、季節のフルーツ、ナッツ、コリアンダーシード、ココナツファインがきれいにトッピング。添えられた青唐辛子を好みで加え、くるくると巻いて食べるのだ。 Photo: Midori Yamaoka「ミャンカム」 ディナーのスターターとして必ず提供されるこのミャンカムは、一口であらゆる食感と風味を感じられ、「これからエスニック料理を食べるぞ」という気持ちにさせてくれる。 等級の枠を超える「木下牛のステーキ」 「木下牛」とは、日本三大和牛の一つ近江牛をルーツに持つ和牛であり、ライスバードが誇りを持って使用している食材だ。この和牛ブランドを作り上げた木下牧場では、牛の一頭一頭の気持ちになり、食べるものや過ごす場所まで徹底的にこだわって育てている。自慢の肉を使った「木下牛ステーキ」(100グラム 3,900円から)に向かってディナーを組み立てていくのが、モンアンのディナーのベストな楽しみ方である。 Photo: Midori Yamaoka「木下牛のステーキ」 ステーキは日によって提供される部位が異なるが、取材時は肩ロースだった。サシが程よく入っている部位で、自然ととろける脂身はさっぱりとしており、軽く味わえる。 アルゼンチン発祥の「チミチョリソース」のほか、粒マスタードや薫製塩が添えられている。チミチョリソースは、ビネガーの酸味とパセリの風味が肉のおいしさを一層引き立ててくれる。圧倒的な木下牛のうまみを満喫でき