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東京、3月から4月に行くべき音楽イベント
タイムアウト東京 > 音楽 > 東京、3月から4月に行くべき音楽イベント だんだん春めいてきた東京。暖かさにつられて、夜遊びに出かけたくなる。 3月から4月は、渋谷のクラブカルチャーを支える「club asia」の27周年の祝宴、さまざまなジャンルのアーティストから厚い支持を受けるヤン富田による「ブルーノート東京」でのショーケース、神戸のミュージックヴェニュー「オトハトバ(Otohatoba)」による東京ツアーも見逃せない。 平日も休日も問わずフットワーク軽く遊びに行って、新たな音楽との出合いの春にしよう。 関連記事『渋谷「エンター」含む系列4店舗が1,000円で回遊可能に』『3月から4月公開の観るべき映画』

2023年、クラブの安全性はどう変化するか?
タイムアウト東京 > ナイトライフ> 2023年、クラブの安全性はどう変化するか? クラブシーンの安全性が国内で問題提起されるようになってから、数年が経過しようとしている。コロナ禍での休業と時短営業期間を経て、再びフロアに大勢の人々が集うようになった現在、「セーフスペース(safe space)」に対する人々の考え方は、どのようにアップデートされているのだろうか。 本記事ではプレイヤーのDazzle Drums、moemiki、CYKと、渋谷のヴェニュー「clubasia」を運営する鈴木将に話を聞いた。 関連記事『自分たちの居場所を作ること』『東京、12月から1月に行くべき音楽イベント』

東京、週末のクラブイベント6選
タイムアウト東京 > 音楽 > 東京、週末のクラブイベント6選 ※毎週水曜日更新 9月の終わりを彩るクラブイベントが勢揃い。台風も去り気持ちの良い夜は、各所のクラブへ踊りに行こう。 関連記事『9月から11月に開催する音楽フェスティバル』『東京、9月の音楽イベント』

東京のベストを決めるアワード、受賞店舗が決定
新型コロナウイルスの流行により、レストランやカフェ、ショップ、クラブなどが大きな打撃を受けてきた。『Time Out Love Local Awards』は、そのような状況にも関わらず、都市で生活する人のために努力を惜しまない店や地域で愛される店を讃えることを目的としたアワードで、東京では初めての開催となった。 世界ではロンドンやニューヨーク、バルセロナ、パリなど、5カ国12都市で実施。東京版は2022年1月からノミネートを行い225店の推薦から、タイムアウト東京編集部が各部門6店に絞り、読者による最終投票を行った。ここでは受賞店を発表する。

日本の伝統音楽を世界へ、マイア・バルーの考える民謡の面白さ
東京音頭やじょんがら節、会津磐梯山、ソーラン節など、日本の民謡をモダンにアレンジした楽曲が注目されるミュージシャン、マイア・バルー(Maïa Barouh)。2021年11月、フィギュアスケート・ワルシャワ杯のアイスダンスRD(リズムダンス)部門で村元哉中(むらもと・かな)、高橋大輔(たかはし・だいすけ)ペアが使用した楽曲『Soran Bushi』の作者である。 ワールドミュージックの要素を取り入れながら、ダイナミックにアレンジされたソーラン節は、日本人だけではなく世界中のオーディエンスを驚かせた。彼女は東北民謡を中心に、さまざまな日本民謡や島唄のカバーを手がけるほか、それらの要素をミックスしたオリジナル楽曲を制作する。 リリース情報はこちら
News (19)

最強のDJを決める「DMC JAPAN」決勝を渋谷WOMBLIVEで開催
DJ松永(Creepy Nuts)やDJ KENTAROやDJ IZOHなどのワールドチャンピオンを生み出してきた「最強のDJ」を決める大会「DMC JAPAN DJ CHAMPIONSHIPS」(以下、DMC JAPAN)が、4年ぶりにオフラインでの決勝大会「JAPAN FINAL」の開催を決定。日本のDJ文化における土台を作ってきたDMC JAPAN。2023年3月現在、全国各地からのエントリーを募集している。 画像提供:DMC JAPAN イギリスからスタートし30年以上の歴史を持つ大会 イギリスの国営放送のプロデューサーであったトニー・プリンス(Tony Prince)が「DJこそ明日の音楽の中枢を担う」という考えのもと、1983年にDJ組織のネットワークDISCO MIX CLUB(DMC)を創出。1985年に大会をロンドンでスタートさせたのが、「DMC WORLD DJ CHAMPIONSHIPS」の始まりだ。 DJの技術力や表現力、選曲のセンスなどを競う大会として、A-TrakやDJ CRAZE、近年ではHudson MohawkeやCashmere Catなどを排出してきた。今や世界40カ国以上に支部を持つ、世界最大のDJ組織として成長している。 日本でもヒップホップシーンの黎明(れいめい)期である1989年から「DMC JAPAN DJ CHAMPIONSHIPS」がスタート。大会はソロでテクニックを競うシングル部門と、DJが1対1で技術を競い合うバトル部門に分かれている。 DMC JAPAN DJ CHAMPIONSHIP 2019 FINAL(画像提供:DMC JAPAN) おのおのの出場者はリズムキープを基本とし、スクラッチ、ビートジャグリング、トリックなどのテクニック、それを組み立てる構成力、オリジナリティー、音楽性などを基にジャッジされる。 2002年にはアジア人として初めてDJ KENTAROが、そして2012年にはDJ IZOHがシングル部門において世界一の称号を獲得。2019年には、Creepy NutsのDJ松永が世界大会バトル部門で見事優勝したことは記憶に新しい。 DMCならではの緊張感と熱量 2020年には世界中がコロナ禍に見舞われ、DMC JAPANはオンライン開催へと移行。運営も試行錯誤を重ねながら、大会を継続してきた。 そして2023年は、コロナ禍での培ったノウハウを生かし、各都市での予選をオンラインに統一。4年ぶりとなる現場開催をもってJAPAN FINALを迎える。 DMC JAPAN DJ CHAMPIONSHIP 2019 FINAL(画像提供:DMC JAPAN) コロナ禍ではオンラインで実施できなかったバトル部門の復活に加え、シングル部門では2009年ぶりとなる「ティーンズ枠」が設けられる。 JAPAN FINALへの意気込みを、DMC JAPAN代表の大山陽一は次のように語る。 「DMCは1年に1度、世界一のDJを決定する最も有名なDJの大会です。出場する選手たちはターンテーブリストと呼ばれ、DJという枠の中で最も奥深くクリエイティブなスタイルの一つです。 スクラッチで音を乗せたり、ジャグリングで楽曲を再構築したりするのは、DJの存在感や意義を強烈に魅せつけてくれます。この独特な緊張感と熱量はDMCにしかありません。 まずは5月から始まる予選、そして4年振りに現場で開催されるJAPAN FINALを一緒に楽しみましょう」 画像提供:DMC JAPAN 決勝の舞台は渋谷W

Z世代がターゲット、エンターが育むクラブカルチャーの未来
渋谷を代表する大型クラブである「サウンド ミュージアム ビジョン(Sound Museum Vision)」と「コンタクト(contact)」が閉店した2022年9月。約半年後となる2022年12月に、両クラブを運営するグローバル・ハーツが、新たなヴェニュー「エンター(ENTER)」を渋谷にオープンした。タイムアウト東京では、成長過程の最中にあるオープン直後のエンターを取材。今後の運営方針について、関係者に話を聞いた。 Photo: Keisuke Tanigawa 渋谷駅から徒歩7分、ミヤシタパークの向かいに誕生した新たなクラブ JR渋谷駅から「レイヤード ミヤシタパーク」の方面に歩いて約7分。ミュージックバー「不眠遊戯ライオン」と同じビルの6階に、新たなクラブ「エンター」がオープンした。エレベーターで昇って最初に目に留まるのは、ネオン管で作られた店舗のロゴだ。 Photo: Keisuke Tanigawa来年以降、エントランスの壁に装飾を施すなど、徐々に改装を加えていく予定 店名には「アーティストごとに異なる世界観があり、その世界観への入り口でありたい」と「人々を楽しませる娯楽を指すENTERTAINMENT (エンターテインメント)のENTER」という2つの意味が込められている。 店内はワンフロアスタイルで、収容規模はおよそ60人前後。しかし2022年12月15日(木)から3日間で開催されたオープニングパーティーの初日には、朝までに約500人もの来場者を記録したという。 Photo: Keisuke Tanigawaフロアを囲むように配置されたスピーカーは、「コンタクト」のメインフロア「Studio X」で使われていたもの サウンド ミュージアム ビジョンやコンタクトに比べると、キャパシティーは一回り以上縮小している。しかし、フロアの中央に楕円(だえん)形のDJブースが設置され、プレーヤーとの距離が近いことは、この規模ならではの魅力だろう。 Photo: Keisuke Tanigawaブースの周縁にはドリンクが置けるカウンターがあり、DJの選曲を間近で見ながら酒が楽しめる 狙うはZ世代以降の若者が集まる空間 エンターでは基本的に、平日がエントランス1,000円、週末は2,000円(イベントに応じて変動)という、都内では比較的足を運びやすい料金形態をとる。従来のグローバル・ハーツ系列にはない点としては、毎週金・土曜日の早朝から午前9時までアフターアワーズ営業を行っていることだろう。 Photo: Keisuke Tanigawaバーカウンターの奥には、座りながら音楽が楽しめるソファスペースも。こちらもアップデートを重ねていく予定だ ナイトイベントからそのまま追加料金なしで滞在することも、アフターアワーズから新規で入場することも可能(入場料は原則1,000円)。週末に夜通し踊り倒してもなお、遊び足りなさを感じている元気なオーディエンスにとって、朝の遊び場が増えたことは朗報だといえる。週末のアフターアワーズを導入した経緯について、グローバル・ハーツ代表の村田大造は次のように語る。 「エンターでのアフターアワーズの開催は、弊社の既存店の中でもZ世代のアーティスト育成とお客さまを主軸にしているため、彼らの元気(POWER)を限界まで引き出して大きくすること、そして、アフターの時間帯でも大箱のような音響で長時間プレイでき、また聴ける場所が必要だと考えたからです」(グローバル・ハーツ代表・村田大造) オープンして2週間が経過し

本気で遊ぶレコードショップ「ELLA WAREHOUSE」が下北沢に開店
2022年11月5日、下北沢に新たなレコードショップ「ELLA WAREHOUSE」が誕生した。「レコードで遊ぶ」をコンセプトに、12インチシングルレコードを1万枚以上揃えた同店。シンプルな料金体系からも、DJをはじめ多くのレコード好きに注目されている。 今回、運営元であるCARASCOの代表取締役・葛原繁喜に、同店をオープンするに至った経緯と狙いについて話を聞いた。 Photo: Kisa Toyoshima 若いDJたちが集まる「12インチシングル」特化の店舗 2016年から幡ヶ谷のビンテージレコードショップ「ELLA RECORDS」を経営するCARASCO。今年11月に新たにオープンしたELLA WAREHOUSEは、同社の社員に加えて、現役でDJとして活動するスタッフたちが運営に携わっている。 小田急線・京王井の頭線の下北沢駅から徒歩1分という好立地。古着屋の複合施設「東洋百貨店」横の外階段を最上階まで上るとELLA WAREHOUSEの入り口にたどり着く。本店をオープンするに至ったきっかけについて、葛原は次のように語った。 Photo: Kisa Toyoshima 葛原:もともとこの場所で、2018年から「ELLA RECORDS 下北沢店」を経営していたのですが、コロナ禍が原因で一度お店を閉めていて、しばらくは事務所として使っていました。2022年、やっと人が街に戻り始めたのでリスタートすることにしたんです。 ただ、単純にELLA RECORDSのコピーを作っても意味がない。そこで、都内でもまだ存在しない「12インチシングル」に特化した、低価格帯の店舗にチャレンジしてみようと思いました。 12インチシングルは、両面合わせて2〜3曲程度しか収録されていない。それでいてレコード棚の場所を取るからこそ「大型のレコードショップへ行ってもコーナーが閑散としていることが多い」と葛原は語る。購買層の像が読めなかったが、あえて絞り込むことで新たなターゲットが見えてくることに期待したという。 葛原:僕らが見えないところに層があるかもしれない、という実験の意味合いもありました。正直、お店を開けるまでは「そもそもお客さんが来るのか」すら分からなくて(笑)。ただ、確実に「お金をあまり使いたくない人」はいると思ったんです。だから価格の手頃さは担保しながらも、誰もやっていないことに挑戦してみよう、と。 Photo: Kisa Toyoshima その結果、幡ヶ谷のELLA RECORDSには広い世代のレコード初心者やライトな層、訪日外国人観光客が訪れることが多いのに対し、ELLA WAREHOUSEでは若いDJが中心となって集まるようになりました。 初心者は12インチに手を出しにくいからこそ、ライト層は少ないかも……と予想はしていたんです。でも、幡ヶ谷の客層よりも若い世代が多いというのは、我々も想定外でした。 店側が客をコントロールしない柔軟さを意識する 店舗の営業日は毎週金〜日曜日の13〜20時。当初は月〜火曜日定休の週5日営業を行っていたが、「営業日を限定した方が店頭に並ぶレコードの品揃えをガラッと変えられる」ことから、途中で営業形態を変更したという。 開店して2カ月弱が経過した現在。オープン前に店舗の前で並んで待つ人の姿もあれば、仕事帰りに立ち寄る会社員の姿もあるという。2〜3時間程度は店舗に滞在し、じっくりと試聴をしながらレコードを吟味する客が多い。 店舗はキャッシュレス対応をしており、クレジットカードとICカード各種が利用できる(Ph

ミシュラン二つ星店の料理も味わえる? 渋谷にサウナ専門ビルが誕生
タナカカツキが総合プロデュースを行う「渋谷サウナス(SAUNAS)」が、渋谷の桜丘町に2022年12月23日(金)オープン。3階建の専門ビルの中には、9つのサウナ室と4つの水風呂を設置。ミシュラン二つ星レストランがフード提供を行うなど、極上の「ととのい」体験を行うための工夫とアイデアが凝縮されている。 画像提供:渋谷サウナス 3階建てサウナ専門ビルが渋谷に登場 人気サウナマンガ「サ道」作者であるタナカカツキ。現サウナブームの火付け役として名高い彼が、キャリア初となる「サウナの総合プロデュース」を行う。渋谷サウナスという名前の由来は「全てのサウナファンが求める細部にまでこだわったサウナの開発を目指す」ことから名付けられたという。 渋谷サウナス 渋谷駅から徒歩6分の場所に建設中の3階建てサウナ専門ビル。2023年には渋谷駅の改札口が新設される予定という好立地だ。渋谷近辺で活動する人や、通勤で駅を利用する人にとっては喜ばしいアクセスである。 8種のサウナと2種の水風呂 ビル内部に用意されるのは、8種9つのサウナ室。アウフグースのために設計したものやサウンドシステムを搭載したサウナ室、ウィスキング専用など、ラインアップはバラエティーに富む。建物の西側と東側でそれぞれ種類が異なるサウナ室が用意されており、男女の使用エリアが毎日入れ替わる。全種類のサウナを楽しめることはありがたい。 渋谷サウナス 各エリアには関東最新級の深さ、水深160センチを誇る水風呂と、仕切りがあってプライベート空間を保ちながら寝転べる水風呂の2種類を用意。もちろん、サウナーにとっては「聖域」である外気浴スペースも用意されている。 渋谷サウナス 魅力的なポイントはサウナ設備だけにとどまらない。1階にはリモートワーカーにうれしいコワーキングスペースと時間貸の会議室を用意。フードとして、ミシュラン二つ星レストラン「精進料理 醍醐」の野村祐介監修による「身体をねぎらうこと」をテーマにしたビーガンフードを提供する。 渋谷サウナス サウナ後に食事を摂ると眠くなりがちだが、ビーガンフードは消化に優れているからこそ眠くなりにくい。スッキリした頭と体で仕事に打ち込めそうだ。 くつろげる館内着とコラボグッズにも注目 館内着はアパレルブランド「DIGAWEL(ディガウェル)」の監修。ストレッチ性はありながら締め付けの少ない素材や首と腕周りにゆとりを持たせたデザインで、サウナ後のととのった身体を心地よく包む。さらに1階では、さまざまなクリエイターとコラボレーションしたオリジナルサウナグッズを販売する。 渋谷サウナス 渋谷サウナスでは当面の間、事前予約制となる。入場料は月〜金曜は3,080円から(土・日曜・祝日は3,850円から)で、営業時間は8時〜23時。入店方法などは公式ウェブサイトから確認しよう。 関連記事 『渋谷サウナス(SAUNAS)』 『ランキングに激変、2022年今行くべきサウナが発表』 『錦糸町の黄金湯がカフェ「コガネキッチン」を新設、注目のロウリュコーヒーとは』 『東京、デザインが美しいサウナ5選』 『東京近郊、リトリートできる絶景サウナ5選』 東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら

東京発のグラフィティとストリートアート特化のNFTオークションを公開
東京発のNFTオークションハウス「TOTEMO」が、NFTライブオークションイベント「TOTEMO NFT ART LIVE」を原宿の「ジョイント ギャラリー(Joint gallery)」で、2022年10月15日(土)に開催。同日に作品を購入するプラットフォームも公開される。イベントでは、国内のアーティスト2人をフィーチャーし、会場では共同のライブペイントも行われる。 画像提供:TOTEMO 世界初、グラフィティとストリートアートに特化したNFTオークションハウス TOTEMOとは、世界初の「グラフィティとストリートアートに特化したNFTオークションハウス」だ。オークションを開催し、世界中のアーティストをキュレーションしながらNFT(Non-Fugible Token)として作品を販売している。 そもそもNFTとは、デジタルデータに固有の価値を持った資産を作り出せる技術のこと。デジタル上のアート作品やゲームだけだはなく、著作権や不動産の所有権照明など、多岐にわたり実用化が進んでいる。データを改ざんやコピーができず、誰でも作成、発表できることが特徴である。 TOTEMOでは、グラフィティやストリートアートの「匿名性が高く、一つの場所に限定され、自治体などによって塗り替えられたり、風化したりする」特徴に着目。NFT化して流通させ、恒久的な価値を与えることで、クリエーターの活動領域を拡大させることを目指す。 同じく15日、TOTEMOは招待制のマーケットプレイス(作品を購入するプラットフォーム)である「TOTEMOマーケットプレイス」を公開する。世界中から9人のアーティストをキュレーションし、11月以降にはさらに多くの作品を取り扱うという。 画像提供:TOTEMO マーケットプレイス開始を記念したイベント開催 イベントに出演するのは、TOTEMOがキュレーションする日本人アーティストのBAKIBAKIとKuuaだ。会場では共同のライブペイントが行われるほか、2人のコラボレーション作品を含むNFTアート6点を、オークション形式で販売する。誰でも無料で参加でき、来場者には特典として「TOTEMOマーケットプレイス」へのアクセス権がプレゼントされる。 オークションでは、その場でイーサリアムでの暗号通貨決済か、クレジットカードで作品を購入可能だ。 画像提供:TOTEMO まずは見学しに行くつもりで立ち寄ろう NFT技術は、簡単に複製できてしまうデジタルアートにおける「証明書」や「作者のサイン」の役割を果たす。技術の登場により、デジタルアートにも唯一無二の価値が付与されるようになり、昨年は世界でも約75億円もの高価格でデジタルアート作品が落札される、という出来事もあった。 未来のような現在進行形の話であり、一言では説明しきれない複雑さを持っているのがNFTの領域である。ただ、テクノロジーの話を理解しきれなくとも、アートを鑑賞し、楽しむ権利は誰にでもある。また、実際に売買が行われる現場を覗くと、そのシステムが理解できることもあるだろう。 TOTEMOがキュレーションするアーティストはセンスにあふれており、世界中のグラフィティやストリートアートのトレンドをチェックする上でも絶好の機会。オークションを見学しに行くつもりで立ち寄ってみては。 関連記事 『横浜赤レンガ倉庫が12月上旬にリニューアルオープン』 『2023年、歌舞伎町に高さ225メートルの高層複合施設が誕生』 『人気の「アフタヌーンティーバスツアー」がハロウィン仕様に』 『緑あふれる「大人

隈研吾が設計する英国アンティーク博物館「BAM鎌倉」が誕生
2022年9月、鎌倉に「英国アンティーク博物館 BAM鎌倉」がオープンする。建築家の隈研吾が設計する建物内では、フロアごとに時代やテーマの異なるアンティークを展示する予定だ。 隈研吾設計による、鎌倉彫にインスピレーションを受けた外観 鎌倉の観光名所である鶴岡八幡宮から徒歩1分。大鳥居に続く参道沿いで、オープンに向けた準備が進んでいる。窓がなく、鎌倉の伝統文化を象徴する「鎌倉彫」にインスピレーションを受けたファサード(外観)を採用。まるで建物そのものが伝統工芸品であるかのような佇まいだ。 写真:BAM鎌倉 設計に携わったのは、「2020 東京オリンピック」の国立競技場の設計も手がけた建築家の隈研吾。デザインの背景について、「今回、鎌倉の歴史ある段葛(だんかずら)の参道に建つ英国アンティーク博物館BAMには、100年以上の歳月を吸い込んだ純粋なアンティークが並ぶ。そういった意味で建物のデザインは、どこまでも純粋でなければならないと考えました」(隈インタビューから、原文ママ)と語る。 写真提供:BAM鎌倉 1700年代のアンティークから「シャーロック・ホームズの部屋」まで 「次世代にアンティークの世界を伝え、物や人を引き継ぐ素晴らしさ、大切さを多くの方に感じ取ってもらいたい」というメッセージのもと誕生した博物館。館長の土橋正臣が、長年をかけ収集した英国アンティークを展示する。 写真:BAM鎌倉 1714〜1830年のアンティークを集めた展示フロアは、1階から4階まである。1950年代以降に使われていたビンテージのロンドンタクシーを展示するフロアや、シャーロック・ホームズの部屋を再現したフロア、ビクトリア時代に用いられていた1837〜1901年代のコレクションなど、時代とテーマごとにアンティークが並ぶ。古いものでは1700年代に作られたアンティークも展示される予定だ。 世代を超えるアンティークの魅力 土橋は、大学院卒業後に訪問したイギリスの文化に衝撃を受け、輸入やイギリス関連のイベントのコーディネートを手がけるようになったという。自身の「長年の夢」であったという博物館の設立。オープンに当たり、次のようにコメントしている。 「かつて人類が造りあげた引き継がれるべきデザイン。つまり普遍的に人々を魅了するもの。それがアンティークという名のもとで残されているのです。次世代にアンティークを引き継ぐことの大切さを伝えるためには、まずは本物のアンティークを愉しんでもらうことが一番であり、物や人を大切にする第一歩でしょう」(一部抜粋、原文ママ) 写真:BAM鎌倉 「かつて人類が造りあげた引き継がれるべきデザイン。つまり普遍的に人々を魅了するもの。それがアンティークという名のもとで残されているのです。次世代にアンティークを引き継ぐことの大切さを伝えるためには、まずは本物のアンティークを愉しんでもらうことが一番であり、物や人を大切にする第一歩でしょう」(一部抜粋、原文ママ) 実際に日常生活で使い込まれていたアンティークが展示されているからこそ、100年前の人々がどのようにプロダクトを使っていたか、想像を膨らませながら鑑賞したい。 関連記事 『渋谷スカイ屋上で世界の音楽映画を大音量で上映するイベントが開催』 『夜景を一望しながらシャンパンを味わえるフリーフロープランが開催中』 『舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」3キャスト主演の石丸幹二にインタビュー』 『ミシュランクオリティーの寿司をカジュアルに、「はしり」が下北沢リロードに新店』 『この夏、六本木

4年ぶりに「SONICMANIA」が復活! MCバトルの初開催も決定
2022年8月19日(金)に、大型フェス「SUMMER SONIC」の前夜祭「SONIC MANIA」が千葉の幕張メッセで開催される。2018年の開催から4年ぶりのとなる人気のオールナイトフェス。その見どころをチェックしていきたい。 国内有数のオールナイト・エレクトロフェス ソニックマニア(以下ソニマニ)は、日本では数少ない大規模なオールナイトフェスとして、2001年にスタートした。初回のゴリラズ(Gorillaz)に始まり、2011年以降はほぼコンスタントにイベントを開催。エレクトロニックミュージックを中心としたアーティストラインアップを揃えてきた。 2018年にはナイン・インチ・ネイルズ(Nine Inch Nails)やマイ・ブラッディ・ヴァレンタイン(My Bloody Valentine)をはじめ、国内外の豪華アーティストを招致し、幕張で熱狂の渦を巻き起こしたソニマニ。4年ぶりの開催が発表された今年2022年3月、ソニマニの復活を喜ぶファンの声でSNSが賑わったことは記憶に新しい。 PRIMAL SCREAM、KASABIAN、電気グルーヴはじめ国内外20組が出演 今年ヘッドライナーを飾るのは、サマーソニック(以下サマソニ)東京会場の2日目(8月21日)に出演予定のプライマル・スクリーム(Primal Scream)、そして大阪会場の1日目(8月20日)に出演するカサビアン(KASABIAN)。いずれも、サマソニ東京と大阪各回のヘッドライナーを務める。 国内からは、5回目の出演となり、今や「ソニマニの定番」と言っても過言ではない電気グルーヴの出演が決定している。 Primal Scream(Photo:SONIC MANIA) 注目は、日本国内のフェスでは初となるMCバトルの大会「MICMANIA MC BATTLE IN SONICMANIA」を開催するという点だ。16人がトーナメント方式で参戦。賞金50万円と初代優勝者の栄誉を手にすべく、熱いバトルを繰り広げる。 Photo:SONIC MANIA ほかにもAwichの緊急出演に加え、オープニングアクトにどんぐりずが決定したほか、CorneliusやCreepy Nuts、MADEONら総勢20組、MC バトル参加者を含めると全33アーティスト以上が出演する。「CRYSTAL MOUNTAIN」「SONIC WAVE」「SPACE RAINBOW Brainfeeder Night In SONICMANIA」の3会場いずれも目が離せない。 YOSHIROTTENとのコラボアイテムも発売 ソニマニの公式グッズでは、アーティストのYOSHIROTTENとのコラボTシャツが登場。YOSHIROTTENによるグラフィックが大胆なバックプリントに施されている。ソニマニ公式サイトでは事前販売を受付中で、8月7日(日)までに注文すれば、開催日までに手元に届く。 「YOSHIROTTENコラボTシャツ」(4,500円)(Photo:SONIC MANIA) 国内を代表する大規模都市型フェスティバルを前に、アーティストの予習を重ねながら日々を過ごす人も多いだろう。現在、先行販売は終了し、一般スタンディングチケットのみの発売しているので確保は急ごう。 関連記事 『サマーソニックでレアンドロ・エルリッヒらの大型アート作品を展示』 『「リゾナーレ熱海」に絶景テラスで干物を満喫できるポップな特別ルームが登場』 『創業35年の有名ベジカフェが東京進出、代々木公園に「アリサンパーク」オープン』

妖怪たちが大集合、「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展」六本木で開催中
老若男女問わず幅広い世代に愛される漫画家、水木しげる。その生誕100周年を記念した展覧会「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展 〜お化けたちはこうして生まれた〜」が、2022年7月8日から六本木ヒルズ森タワー52階の東京シティビューで開催中だ。 代表作「ゲゲゲの鬼太郎」に登場する妖怪はもちろん、さまざまな妖怪たちが勢揃い。おどろおどろしくもどこかキュートな彼らを、水木はどのように生み出したのか。 Photo: Kisa Toyoshima 巨大妖怪のARが迎える「天空の水木しげるロード」 エントランスを抜けると広がるのは、「砂かけ婆」や「河童」「キジムナー」といった妖怪たちの名前が書かれたちょうちん。そして、水木の出身地・鳥取県境港市にあるものと同じ妖怪のブロンズ像たちだ。最初のエリア「天空の水木しげるロード」では、日が暮れるとともにちょうちんの明かりがともり、荘厳な雰囲気が立ち込める。 Photo: Kisa Toyoshima このエリアでは、XR観光体験アプリ「ストリートミュージアム」から「AR」(拡張現実)カメラを起動すると、巨大などくろの妖怪「がしゃどくろ」が出現するしかけもある。会場内には妖怪が5体隠れているので、ARカメラであちこちを写しながら妖怪を探してみよう。 Photo: Kisa Toyoshima フォトジェニックなエリアはエントランスだけではない。窓の外に広がる絶景と妖怪たちを眺めながら先へ進むと、最初に出迎えてくれるのは、ゲゲゲの鬼太郎にも登場する人気の妖怪「塗壁」のオブジェ。その大きさにも驚くが、じっと眺めていると時折まばたきをするギミックにも注目だ。 Photo: Kisa Toyoshima Photo: Kisa Toyoshima ほかにも、展示会場内にはさまざまな妖怪を忠実に再現したオブジェが随所に配置されているので、「実際に街中や森の中で出会ったら……」という想像を膨らませながら鑑賞してほしい。 妖怪たちを生み出すアイデアの数々 この展覧会では水木の生い立ちから、幼少期に彼がお化けや怪異に興味を持つきっかけとなった「のんのんばあ」との出会い、そして水木が妖怪を描く上でアイデアの元となった古書の数々が紹介されている。中には彼自身が古書店街で購入した貴重な文献も。ページにメモ書きやけい線が引かれている資料もあり、水木が熟読した痕跡も確認できる。 Photo: Kisa Toyoshima 晩年までに1000点近くの妖怪を描いたという水木。ビジュアルの参考となったのは、先述した書籍の情報だけではなく、江戸時代の浮世絵からアフリカの工芸品までさまざまだ。浮世絵で描かれている妖怪を忠実に模写した妖怪を見ると、彼がただの漫画家ではなく、古くから伝わる「妖怪画」を現代によみがえらせる役割を担っていたことがうかがえる。 Photo: Kisa Toyoshima 終盤では、コロナ禍で一躍有名になった疫病封じの妖怪「アマビエ」をはじめ、水木が描いた数多くの妖怪画を一気に鑑賞できるエリアも。文字通りの「百鬼夜行」を堪能し、気付けば妖怪の魅力に取りつかれてしまうこと間違いなしだ。 会場隣のカフェでは期間限定のコラボメニューも 会場内では、展覧会限定のグッズを購入できる特設ショップも設置。禍々(まがまが)しいデザインのものから、妖怪のかわいらしさを押し出したグッズまで、さまざまなアイテムが用意されている。 「小豆洗いのたらいショートケーキ」(1,350円、全て税込み) 「深大寺のすき焼きパーティ

開眼法要から始まるクラブイベントsorameccerが渋谷WOMBで開催
DJとして35周年を迎えるDJ KENSEIがクリエーティブディレクターを務める新プロジェクト、『sorameccer』。2022年6月17日(金)、プロジェクトの集大成とも言えるイベントが渋谷WOMBで開催される。 既存の価値観にとらわれないプロジェクトとアートフォーム 『sorameccer』とは、2021年にDJ KENSEIが始動した新プロジェクトおよびアートフォーム。現在に至るまでに、ミックステープシリーズ『sorameccer sound design』をリリースし、DJ KENSEI自身をはじめ、KEN5、Sante Visioni、SUNGA、TAIHEIが参加した。 Photo: sorameccer プレスリリースによると、当プロジェクトを次のように定義する。 「『sorameccer』とは既存の価値観に捉われず、自由であり、体験であり、感性であり、そしてそれ(いま)をフィールするために生まれた新しい言語。次元を超えた波動」(原文ママ) 人々と共有したエネルギーを解放するためのイベント 今回の渋谷WOMBでは、『sorameccer』の活動を通じ、DJ KENSEIが出会ってきた人々とのコラボレーションによって行われる。「始動以降の旅路の中で、出会い、感じ、共有してきたエネルギーと魂を解放し昇華するために」と、練られた企画の中には、DJから装飾、空間演出、ショップ、フードまで、実にさまざまなクリエーティブが集約されている。 1階では『sorameccer sound design』に参加したメンバーに加え、CMTやSUNGAといった、国内ハウスミュージックシーンを語る上で欠かせない人々が一堂に会する。また4階では名古屋を拠点に活動するTAIHEIをはじめ、横浜のKEN5&DIG-ITやKOARAでレギュラーパーティーの『探心音』を開催するDJ SHIBATAなど、幅広いラインアップだ。 (Photo:Sorameccer sound gathering)MIRRORBOWLERによる作品 2階のメインフロアでは、ミラーボールを使って光と反射の空間を生み出すアート集団、MIRRORBOWLERによる『空中蓮池曼陀羅』の装飾と、VIDEOGRAMが手がける映像演出が楽しめる。その中でDJ KENSEIは、植物を用いたパフォーマンスを行う密林東京とのセッションを実施。 Photo:VIDEOGRAM 通常時はVIPフロアとなる3階では、『sorameccer』やDJ KENSEIとの縁が深いショップやフードが出店。ナチュールワインのショップ、human natureやスパイスカレーのFORRESTERをはじめ、渋谷のミュージックバー、THE HAPPYmAN CHEAKSが参加する。 開眼法要から垣間見るクラブの「非日常」的要素 今回のイベントで注目すべきは、2階メインフロアで行われる長野県須坂市にある護法山 満龍寺の開眼法要による浄化作業だ。通常、クラブカルチャーと法要儀式は結びつかない。しかし、クラブイベントを「非日常体験」ができる場所、「ハレとケ」でいうところの「ハレ」と捉えると、盆をはじめとした儀礼や祭とも通じる部分が見えてくる。 クラブが本来持っていた圧倒的な非日常を体験できる絶好の機会として、伝説的な一夜になることは間違いない。ぜひとも足を運び、力強いエネルギーを直接体感してほしい。 『sorameccer』の詳細はこちら ※本記事は2022年6月14日に公開 関連記事 『東京タワーの真下でヒップポップ

青山蜂の姉妹店となるDJバー「ハナレ」が三軒茶屋にオープン
2022年5月、三軒茶屋に新たなDJバー、ハナレ(HANARE)がオープンした。渋谷・青山蜂の姉妹店である同店は、クラブやバーが多く集まる三軒茶屋で新たなミュージックプラットフォームの一つとして、これからのナイトシーンを盛り上げていく。 Photo: Keisuke Tanigawa 窓から人と車の往来を見下ろせる三茶の新名所 三軒茶屋駅から茶沢通り沿い徒歩10分。Y字路の間に建てられた細長いビルの中にハナレはオープンした。入り口は茶沢通りに面した居酒屋の方ではなく、裏手のドアからだ。 三軒茶屋駅から茶沢通りを下北沢方面へ歩くと見えてくるとがった形のビル。向かって右手奥にある黒い扉がビルの入り口(Photo: Keisuke Tanigawa) らせん階段とエレベーターを使って4階まで上がると、ハナレの入り口にたどり着く。扉を開けると最初に目に飛び込むのは、ビビッドなピンク色の壁と、特徴的な間取りを生かし奥に配置されたDJブース。フロアは10〜15人前後が入れば十分に盛り上がるようなサイズ感だ。ほかのクラブやDJバーで過ごしてきた人や、これから渋谷へ向かう前に一杯飲みに来た人が、入れ替わり立ち替わりに訪れる。 Photo: Keisuke Tanigawa ハナレの魅力の一つは、国内有数音響メーカーの田口音響を取り入れていること。しっかりとした臨場感のある音を楽しむことができる。今後は渋谷・三茶エリアを中心に活動する、さまざまなジャンルや世代のDJを招致するという。 スタッフは、渋谷で1995年から営業を続ける青山蜂のメンバーが中心。「蜂」の姉妹店として、ほぼ毎日営業を続ける予定だ。蜂の名物でもあるコーヒー焼酎も販売する。 Photo: Keisuke Tanigawa 渋谷、下北沢からもアクセスしやすい好立地が魅力 三軒茶屋は32016や天狗食堂をはじめ、アンダーグラウンドなクラブカルチャーが醸成される「箱」が立ち並ぶエリア。立ち飲み屋が密集する三角地帯もあることから、外国人観光客も多く訪れる。また、近年新たなクラブが増え盛り上がりを見せている下北沢にもアクセスしやすく、渋谷へ行く場合もタクシーで10分弱と利便性は高い。 今後、ハナレに寄ってから各方面へ遊びに出かける、という行動パターンが広まることを期待したい。なお、現在はお店も試行錯誤を重ねているところ。不定休となるため、訪れる前には店のInstagramから、DJのラインアップや営業時間をチェックしてほしい。 ハナレの詳細はこちら 関連記事 『東京、クラブイベント6/10-6/17』 『開催14年のりんご音楽祭、3日間で5ステージが復活』 『そびえ立つ絶壁、圧巻ロケーションの野外フェス「岩壁音楽祭」が復活』 『東京タワーの真下でヒップポップやDJ、Red Bullが東京の「今」を凝縮』 『テクノの祭典rural、昭和レトロな熱海のホテルニューアカオ館で開催』 東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら

東京タワーの真下でヒップポップやDJ、Red Bullが東京の「今」を凝縮
東京のナイトライフをぎゅっと凝縮したスペシャルなポップアップパーティー、『Red Bull Tokyo Unlocked』が2022年6月24日(金)、25日(土)に開催。東京タワーの真下に30組以上のアーティストが集結する。 画像提供:Red Bull Tokyo Unlocked 東京タワーに2日間の巨大エンタメスペースをオープン 『Red Bull Tokyo Unlocked』は、マンチェスター、アムステルダム、パリなど、世界20都市でレッドブルが新しくスタートしたパーティーシリーズ。「通常ではあり得ないユニークな場所」で行うことが特徴だ。 今回は東京のシンボル、東京タワーの真下にある都内最大級のスタジオスペースを、レッドブルが2日間にわたってジャック。3つのダンスフロアと7つのバー、2つの飲食店を擁する巨大なエンターテインメントスペースへと姿を変える。 画像提供:Red Bull Tokyo Unlocked 最新のナイトカルチャーを引っ張る出演陣と7つのヴェニュー 登場するアーティストは、2日間で述べ30組以上。DJからライブアーティストまで、東京の最新ダンスミュージックシーンに欠かせないラインアップだ。現状で発表されているのは以下の通り。 6月24日(金) AOTO、Awich、BBBBBBB、Campanella、Celter、Daichi Yamamoto、DJ DISK、DJ KAREN、DJ KEKKE、DJ nasthug、DJ U-LEE、Gliiico、JUBEE、JUMADIBA、Kaoruko、Kotsu、kZm、Licaxxx、Lil Soft Tennis、PeterParker69、ralph、Rave Racers、STARKIDS、W.A.S.P.、Youth Quake、ゆるふわギャング(ほか発表予定) 6月25日(土) CYK、MOODMAN B2B Okadada、パソコン音楽クラブ、Sassy J、Soichi Terada [House Set]、YUKA MIZUHARA、ZOMBIE-CHANG そのほか新宿二丁目の名物パーティー『fancyHIM』を会場内で開催するほか、アイイロカフェ、アイソトープラウンジ、DJバー ブリッジ、DJバー&ラウンジ レップ、マダム ウー、snack銀河系といった、タイムアウト東京でもおなじみの人気DJバーやラウンジ、カラオケスナックが出店。 フードはテン フィンガーズバーガー、ピザニスタ7。そのほか東京のバーバーカルチャーを担うミスター バーバーズ・カット クラブも登場。広大なスペースの中で、東京のナイトライフが再現される。 都心で最新のクラブミュージックやアーティストが集結するだけではなく、さまざまなヴェニューも参加するイベントはまさに前代未聞。東京の「今」が一カ所に凝縮されたような、好奇心をそそられる内容だ。チケットは各日2,000円で5月26日(木)正午から販売。 『Red Bull Tokyo Unlocked』の詳細はこちら 関連記事 『東京、5月下旬のクラブイベント』 『そびえ立つ絶壁、圧巻ロケーションの野外フェス「岩壁音楽祭」が復活』 『テクノの祭典rural、昭和レトロな熱海のホテルニューアカオ館で開催』 『ヨウジヤマモトが映画「女囚さそり」モチーフのアパレルを販売』 『この春行きたい音楽フェスティバル2022』 東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら

そびえ立つ絶壁、圧巻ロケーションの野外フェス「岩壁音楽祭」が復活
2022年9月17日(土)、野外音楽フェスティバル『岩壁音楽祭』が、山形県の瓜割石庭公園で開催決定した。高さ50メートル以上の絶壁に囲まれた採石場で開催されるこのイベントは、2019年以来3年ぶりの開催となる。 画像提供:岩壁音楽祭 2022年のテーマは「Spectrum」 2019年、山形の採石場を舞台に開催された岩壁音楽祭。人の手で切り拓かれた絶景を前に、KID FRESINOやSeiho、Licaxxxをはじめ、国内のDJやアーティストが集結し話題を呼んだ。 画像提供:岩壁音楽祭2019年開催の様子 2020年にも開催を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い開催中止。その後、ドライブイン形式で音楽ライブを楽しむ『DRIVE IN AMBIENT』や、ホテルに滞在しながら部屋の中や会場でライブを視聴する『STAY IN AMBIENT』など、ソーシャルディスタンスを保ちながらリアルイベントを存続させる方法を模索し続けてきた。 画像提供:DRIVE IN AMBIENT 岩壁音楽祭が3年間もの年月を経て、今年の開催にあたり用意したテーマは「Spectrum(スペクトラム)」。光がガラスのプリズムを通過する時、または水滴を通過する時に生じるさまざまな色の範囲のことを指す。転じて、意見・現象・症状などが、あいまいな境界をもちながら連続していることを意味するという。 画像提供:岩壁音楽祭2019年開催の様子 アーティストとコンテンツの詳細は6月以降順次発表予定 今回のリリースに当たり、岩壁音楽祭からは次のようなコメントが届いた。 「岩壁音楽祭を開催できなかった2年間を振り返り、フェスはもちろん、その他さまざまな場面における『分断』、そして線引きの中で閉塞していく『息苦しさ』を感じてきました。 今年は「私たちはそれぞれ異なるが、同じ『Spectrum の上で緩くつながっている』と、来場する皆さんが思えるようなフェスティバルにしようと考えています。さまざまな分断を踏み越えるようなラインアップとコンテンツを準備しています。そびえ立つ岩壁の前でお会いしましょう!」(岩壁音楽祭) チケットは2022年5月17日からZAIKOで発売中。アーティストやコンテンツなどの詳細情報は、6月以降順次発表していく予定だ。 『岩壁音楽祭』の詳細はこちら 関連記事 『テクノの祭典rural、昭和レトロな熱海のホテルニューアカオ館で開催』 『東京、5月下旬のクラブイベント』 『この春行きたい音楽フェスティバル2022』 『今フェスで観るべきバンド、CHAIのライブが生み出す「ディズニーランド感」』 『初夏に行くべき台湾フェスティバル3選』 東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら