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Tomomi Nakamura

Tomomi Nakamura

Writer

東京都生まれのフード&トラベルライター。美術大学卒業後、IT企業にて女性向けメディアの編集者、出版社にておでかけ媒体の編集者・ディレクターを経験し、独立。現在は東京の食・おでかけ・アート分野を中心にWEBと雑誌で執筆中。15歳から東京のカフェ・喫茶店巡りを開始し、これまで訪れた飲食店の数は2000軒以上。

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Articles (20)

東京、 縁側カフェ4選

東京、 縁側カフェ4選

タイムアウト東京 > レストラン&カフェ > 東京、 縁側カフェ4選 緑に囲まれた縁側のあるカフェでまったりと過ごすのは、東京では特に贅沢な時間かもしれない。ここでは、そんな魅力的なカフェをまとめてみた。 平安時代から受け継がれる和室と庭を繋ぐスペースは、日本家屋ならではの空間だ。庭の自然を眺めながら会話を楽しんだり、心地よい風を感じながら抹茶や和菓子を味わってみたり。どこかほっとする空間でくつろぎの時間を過ごしてみては。 関連記事『東京、森カフェ5選』

東京、進化系スコーン4選

東京、進化系スコーン4選

タイムアウト東京 > フード&ドリンク >  東京、進化系スコーン4選 スコットランド発祥の伝統菓子で、イギリスやアメリカでも人気を集めるスコーン。そんな菓子が昨今、日本でブームを巻き起こしている。 基本的にはクロテッドクリームやジャムを添えた食べ方が一般的だが、近年はフルーツやクリーム、エディブルフラワーをスコーンの上にトッピングした華やかな「デコレーションスコーン(通称デコスコ)」が話題だ。さらに、生地に枝豆やのりを混ぜ込んだものなど、独自の素材を組み合わせた塩気のあるスコーンも豊富にある。 ここでは、そんな現代風にアレンジされた個性的な「進化系スコーン」の店舗の中から、東京で食べられる注目の4軒を紹介したい。 関連記事『ノスタルジックでカラフルなスイーツビュッフェが新宿で開催』 

東京近郊、山を望む絶景グランピング5選

東京近郊、山を望む絶景グランピング5選

タイムアウト東京 > トラベル > 東京近郊、山を望む絶景グランピング5選 自然の音に耳を傾けながら、リゾートのような空間でゆったりリラックスできるグランピング。最高のひとときを楽しむなら、重視したいのはロケーションだ。ここでは東京からほど近い、山を望む絶景グランピング施設を紹介する。北アルプスの麓で高原の露天温泉が楽しめる施設や、富士山を目の前に併設のサウナでととのえる場所など、都会の喧騒から離れてチルアウトできる、とっておきのスポットをご紹介したい。 関連記事『日本各地のグランピング施設32選』

東京、クラフトアイス5選

東京、クラフトアイス5選

タイムアウト東京 > フード&ドリンク > 東京、クラフトアイス5選 今、「クラフト」の波がアイスクリームにも押し寄せている。自然由来の材料を使い、製法にもこだわったスイーツは、丁寧に少量ずつ作られているのが特徴的だ。そして、その店独自のフレーバーを提供する店も多い。 ここではわざわざ足を運びたい、東京のクラフトアイスクリームショップを厳選して紹介する。 関連記事『東京、ベストジェラート13選』

谷保でしかできない5のこと

谷保でしかできない5のこと

タイムアウト東京 >ご近所ガイド> 谷保でしかできない5のこと 国立市の南側に位置するJR南部線「谷保」駅周辺は、昔ながらの街並みや住宅街のイメージが強いが、このエリアはここ数年で大きな進化を遂げている。 さまざまな店が集うシェア商店「富士見台トンネル」を筆頭に、スタイリッシュなカフェやZ世代が手がけるネオスナック、アートや雑貨も楽しめる書店など、若手が手がけるいい店が続々と増えているのだ。ここではそんな近年注目のエリアの楽しみ方をお届けしたい。 関連記事『国立でしかできない5のこと』

ナチュラルワインバーの先駆け、フランス人店主が「アペロ」にかける思い

ナチュラルワインバーの先駆け、フランス人店主が「アペロ」にかける思い

タイムアウト東京> Things to do > International Tokyo >ナチュラルワインバーの先駆け、フランス人店主が「アペロ」にかける思い 昨今、ナチュラルワインはすっかりブームとなり、気軽に手に取りやすいものだと言える。しかし、無農薬・無化学肥料の有機栽培されたブドウを使い、酸化防止剤をできる限り減らした(または無添加の)ワインは、10年前では一部のマニア受けする知る人ぞ知るワインだった。 そんな2014年からフランスのナチュラルワインにこだわり、青山の隠れ家のような一角でワインバーを始めた2人がいる。「アペロ ワインバー 青山(apéro. wine bar AOYAMA)」を営む、フランス人夫婦のギヨーム・デュペリエと、クロエ・ブネだ。 自ら母国を飛び回り、生産者の顔が見えるワインと日本のオーガニック食材を使った料理を提供する彼らの店は、たちまち人気店となった。 東京で活躍する外国人にインタビューをしていくシリーズ「International Tokyo」。第10回は、日本におけるナチュラルワインの注ぎ手として、先駆者的存在の2人に同店に込められたストーリーと展望について話を伺った。 関連記事『若き台湾人バリスタたちの憧れ・リウェイによる幻想的な2号店が新宿にオープン』

東京で楽しむ世界のチョコレート10選

東京で楽しむ世界のチョコレート10選

タイムアウト東京 > フード&ドリンク > 東京で楽しむ世界のチョコレート10選 チョコレートを探求することは世界を知ることだ。カカオ農場は世界中にあり、世界に誇るショコラティエ、カカオ職人は各国に存在する。 ここでは、そんな世界から日本に上陸したショコラティエやチョコレート専門店を中心に紹介しよう。今年のバレンタイン限定メニューについても触れているので、ぜひチェックしてほしい。 関連記事『東京、イチゴスイーツイベント2024』『ストロベリー・ハートファクトリー』

東京、古民家バー5選

東京、古民家バー5選

タイムアウト東京 > レストラン&カフェ >東京、古民家バー5選 情緒ただよう古民家をリノベーションし、店主の個性を生かした空間に昇華した古民家バー。店内に一歩足を踏み入れれば、どこか懐かしい空気に心が緩み、いつもより酒が進んでしまうという人も少なくないだろう。 この記事ではそんな数ある東京の古民家バーの中から、ひっそりとした存在感を放つ、とっておきの店を紹介する。 関連記事『東京、隠れ家バー10選』

東京、クリスマスマーケット2023

東京、クリスマスマーケット2023

タイムアウト東京 > ショッピング&スタイル > 東京、クリスマスマーケット2023 街にはイルミネーションが輝き、心はなやぐホリデーシーズン。ここでは、2023年に東京で注目のクリスマスマーケットを紹介する。ドイツをイメージした過去最大規模の「横浜赤レンガ倉庫」のクリスマスマーケットから、全長2メートルの「巨大シュトーレン」が登場する「東京スカイツリータウン」 の祭典まで、個性的なイベントがめじろ押しだ。この時期にしか楽しめないフードやドリンクを片手にマーケットを巡りつつ、心温まる1日を過ごそう。 関連記事『東京、今すぐ予約するべきクリスマスケーキ9選』  

東京、月見イベント2023

東京、月見イベント2023

タイムアウト東京 >  Things To Do >東京、月見イベント2023 旧暦8月15日は十五夜、中秋の名月である。ススキを飾り、団子や季節の果物などを供え、月を眺める風習は、平安時代に中国から伝わったものだそうだ。2023年は9月29日(金)が中秋の名月に当たる。 東京では9月末から11月初頭にかけて、神社仏閣や庭園、ホテルなどでライトアップや演奏の奉納を伴う月見イベントが開催される。 今年は珍しく満月になる年で、次に中秋の名月と満月が重なるのは7年後の2030年。家でのんびりと月夜を楽しむのもいいが、今年はひと味違った月見イベントに参加し、非日常気分を味わってみては。 関連記事『東京、期間限定で発売されるモンブラン』

馬喰町、クールな改築カフェ&レストラン4選

馬喰町、クールな改築カフェ&レストラン4選

タイムアウト東京 > レストラン&カフェ > 馬喰町、クールな改築カフェ&レストラン4選 下町の歴史ある問屋街として知られる、馬喰町。オフィスも多く立ち並ぶこのエリアだが、近年は感度の高いセレクトショップやギャラリーのほか、古い建物をリノベーションした飲食店が続々と増えている。ここではノスタルジーな空気とスタイリッシュさが程よく同居した、最注目の4軒のカフェとレストランを紹介したい。 関連記事『東京、ノスタルジックな古民家カフェ7選』

東京、森カフェ5選

東京、森カフェ5選

タイムアウト東京 > レストラン&カフェ > 東京、森カフェ5選 せわしない毎日の中、時には都会の喧騒(けんそう)から離れて自然の中で深呼吸したくなる瞬間はないだろうか。そんな時、豊かな緑を感じることのできる森カフェは、心に余白を作ってくれる。ここでは美しい川を望む絶景カフェから山の麓にある穴場スポットまで、非日常感のある森カフェを紹介しよう。 実は3分の1が森林地帯の大都市東京。その隠れたグリーンサイドを堪能してほしい。 関連記事『東京、癒やしのパークサイドカフェ12選』

News (38)

奥多摩の沿線まるごとホテル「Satologue」のレストランとサウナがオープン

奥多摩の沿線まるごとホテル「Satologue」のレストランとサウナがオープン

2024年5月16日(木)、JR青梅線の鳩ノ巣駅周辺に位置する沿線まるごとホテル「さとローグ(Satologue)」内に、レストランとサウナがオープンする。沿線まるごとホテルは、無人の駅舎とその近隣の集落の地域資源を「一つのホテル」に見立てるプロジェクトだ。JR東日本の駅舎をホテルのフロントとして活用し、周辺集落の空き家を客室としてリノベーション、住民にホテルキャストとなってもらい、地域ににぎわいを生み出すことを目指す。 Photo: Keisuke Tanigawa「さとローグ」の外観と自家農園やビオトープが広がる庭 建築を設計したのは、瀬戸内海に浮かぶ移動式ホテル「ガンツウ(guntû)」を手がけたことで知られる、堀部安嗣建築設計事務所である。運営するのは、地域活性化を支援する「さとゆめ」と、東日本旅客鉄道(JR東日本)が担う共同出資会社「沿線まるごと」だ。さとローグはプロジェクトの第1弾として始動し、2025年の春には古民家を改修した宿泊棟も増設される。 Photo: Keisuke Tanigawaレストラン「時帰路」のカウンター席 奥多摩の豊かなストーリーが凝縮したレストラン「時帰路」 2階部分に誕生したレストラン「時帰路(トキロ)」には、「奥多摩の時を語るレストラン」という意味が込められている。同店はかつて民家だったことから、カウンター席はそこに住んでいた人々が床に座った時の高さと同じ位置に設置した。その目線から美しい借景を眺めることができるように設計しているという。 Photo: Keisuke Tanigawa窓から緑を望む半個室 店内に一歩足を踏み入れると、スギやサワラなどの木々の香りが漂い、大きな窓からは青々とした緑と多摩川を望むことができる。カウンターの両隣にはテーブル席と半個室もあり、各部屋からそれぞれ異なる景色を眺められるのも魅力である。 Photo: Keisuke Tanigawa「季節のメニュー」コースの一例 奥多摩の土地のストーリーを込めた、フレンチベースの料理にもぜひ注目してみてほしい。シェフを担うのは、フレンチレストラン「アルゴ」やニューヨークスタイルのレストラン「ザバーン」で腕を磨いた駒ヶ嶺侑太と、ビストロ「レ・ピコロ」、「ビストロエル」などでシェフを務めた高波和基だ。 Photo: Keisuke Tanigawa 料理はアミューズ、前菜、メインをはじめ5品程度が登場する「季節のメニュー」コース(5,500円、以下全て税込み)のみ。多摩川の上流で育ったワサビや新鮮な川魚、庭で収穫した香り高いユズなど、2人のシェフが厳選した多摩川流域の生産者の食材をふんだんに利用しているところが特徴。今後は敷地内の畑で採れた野菜やキノコも積極的にコースに活用していくそう。 ドリンクは、地元のブルワリ―「バテレ(VERTERE)」のビール、「小澤酒造」の酒などもラインアップする。 Photo: Keisuke Tanigawaシェフの駒ヶ嶺侑太(左)と高波和基 「食材には傷ついたヤマメや小ぶりな『治助(じすけ)芋』など、普段は市場に出回らない素材も含まれています。これらは生産者の方に話を聞き、本当は利用できるものだと知ったからこそ活用できる食材たちです」(駒ヶ嶺) 「ほかのエリアで料理をしていた頃は、生産者の方と会う機会もなかったのですが、奥多摩では顔を合わせて生産者の皆さんと対話するからこそ、気付けた魅力的な食材があります」(高波)と、2人のシェフは語る。 Photo: Keisuke Tani

JR新宿駅改札内にエキナカ商業施設「イイトルミネ」がオープン

JR新宿駅改札内にエキナカ商業施設「イイトルミネ」がオープン

2024年4月17日(水)、乗降客数世界一のJR新宿駅改札内に、トレンドグルメを発信するエキナカ商業施設「イイトルミネ(EATo LUMINE)」がグランドオープンする。場所は、西口改札を入ってすぐのエリア。施設内にはベーカリーや総菜・グロッサリー、スイーツ専門店のほか、ランチや仕事帰りにも立ち寄れるイートインショップなど、28のショップを展開する。 「タイムパフォーマンス」や、「ウェルネスパフォーマンス」の高い食体験の提供を目指す同施設には、ここでしか味わえない限定商品や、体や社会に良いものを選びたいというニーズに応えた商品がずらりと揃う。ルミネ初出店となる注目の新店も満載だ。ここでは中でも注目の14店舗を紹介しよう。 1. 東京初上陸のキューブ型ケーキにときめく。「マルサンカクシカク」 Photo: Tomomi Nakamura 大阪で人気のタルト専門店「マルサンカクシカク」は、皿やフォークを使わずにパクッと食べられるタルトで支持を集める。そんな同店でもう1つ目を引くスイーツが、コロンとしたキュートな見た目と、表面のチョコレートコーティングがポイントのパウンドケーキ「キューブパウンドリッチ」(1,080円、以下全て税込み)だ。アールグレイ、キャラメル、ストロベリーの3種のケーキは色鮮やかで思わず心弾む。 2. もなかはドーナツ型を選ぶ。「八 by PRESSBUTTERSAND」 Photo: Tomomi Nakamura 和と洋の垣根を越えておいしさの可能性を追求する「八 バイ プレスバターサンド(by PRESSBUTTERSAND)」は、バター和菓子をメインに扱うブランドだ。新宿店限定のドーナツ型もなかを使った「八もなか〈プラリネあん〉」(1個248円)は、普段和菓子を食べない人でも気軽に手に取れる、アイコニックなビジュアルが魅力だ。プラリネあんの上品な甘さと、ナッツの香ばしさ、コクのあるバタークリームのハーモニーを楽しもう。 3. 進化系マフィンを愛でる。「治一郎」 画像提供:治一郎 バウムクーヘンで人気を誇る静岡のスイーツブランド「治一郎」。同店で注目すべきは、新宿店でしか購入することができない、モダンなスイーツ「治一郎のマフィン」(500円)だ。フレーバーはレモン、黒ごま、チョコレートの3種を展開している。しっとりとした生地のマフィン中央にフィリングを流した筒のようなフォルムのマフィンは、話題性もあり、手土産にぴったりだ。 4. クッキー缶は見た目も素材もこだわる。「BONBONS DE K」 Photo: Tomomi Nakamura 湘南・茅ヶ崎にあるグルテンフリーの焼き菓子専門店「ボンボンドゥカ(BONBONS DE K)」。菓子には国産米100%の米粉を使用し、白砂糖の代わりに国産の蜂蜜ときび砂糖で甘さを引き出している。多彩なクッキーがひと箱にぎゅっと詰まった 「ラ・ボーテ・ア・ボヌール(La Boîte à bonheur)グルテンフリークッキー缶 Un」(5,400円)は、ギフトにもおすすめである。 5. ローカルなパンの虜になる。「BAKERs' Symphony」 画像提供:BAKERs' Symphony 「ベーカーズ シンフォニー(BAKERs' Symphony)」は、パン好きなら必ず足を運ぶべき一軒だ。東京や神奈川、千葉、埼玉の「街のベーカリー」からバイヤーが厳選した1000を超えるパンを集めた同店は、関東を食べ歩きする気分でパンを選ぶことができる。出店店舗は日替わりで40店舗以上

東京から2時間以内、建築が美しいサブスク別荘3選

東京から2時間以内、建築が美しいサブスク別荘3選

リモートワークが普及したコロナ禍後、密集した都市から離れ、自然豊かな郊外での暮らしにシフトする人や2拠点生活を始める人も少なからず増えた。そんな中、サブスクリプション形式の別荘が今、注目を集めている。毎月定額を支払い、会員同士で別荘をシェアできるというものだ。 1970~1980年代、別荘は所有することこそがステータスだった。だが、余計なものを持たずにすっきりと暮らすミニマルな暮らしに憧れる人が多くなった現代では、「自然の中にもう一つ家を持つ」という行為がもっと身近で軽やかなものになりつつある。 さらに、デザイン性の高いモダンな別荘も多く、まるで1棟貸しの宿のような気分で宿泊できるところも人気の秘密だ。ここでは、都心から2時間以内で移動ができる建築が美しい別荘を3軒紹介したい。 1. 谷尻誠建築で能動的なラグジュアリー体験をする。 「DAICHI ISUMI」 画像提供:DAICHI ISUMI 都心から車で約1時間半ほどの里山や海にも恵まれたエリアに位置する「ダイチ イスミ(DAICHI ISUMI)」は、設計者であり、建築家の谷尻誠を含む複数のオーナーが建物の宿泊権利をシェアする会員制貸別荘。利用されない期間は一般への貸し出しも行い、収益を会員で分配するという開かれた場所だ。 建築は寝室と水回り以外の全ての空間が屋外とシームレスにつながる吹き抜けの空間となっており、川と呼応するように配置されたプールを併設している。キャンプ以上別荘未満の空間で「能動的ラグジュアリー体験」を満喫できる注目のスポットである。 画像提供:いすみの家 夷隅川を眺めながら楽しめるサウナも必見。薪(まき)をくべ、炎を眺めながらオリジナルサウナストーブでセルフロウリュを堪能しよう。外気浴は広々としたデッキで空を眺めながら横になれる。 同施設は便利になり過ぎた世の中を背景に、あえて不便な環境に身を置くことで自然の魅力が感じられるという考えのもと造られた。部屋にエアコンはなく、夏はプールに飛び込み、目の前を流れる川を利用して涼をとる。冬は薪ストーブで暖を取る。自然と建築の境界をなくした空間が、今までにない豊かな1日を創出してくれるのだ。 2. 多拠点生活は自然と共生できるデザイン別荘にする。 「SANU 2nd Home」 画像提供:SANU 「自然と共に生きる」をミッションに掲げる「サヌ セカンド ホーム(SANU 2nd Home)」は、各拠点で部屋を借りつつ自然の中で遊び、部屋で思考することにフォーカスした、メンバーシップ制別荘サービスだ。何度も通いたくなる、我が家の代わりに使えるセカンドホームをイメージし、都心からアクセスしやすい海沿いや山間部、湖畔周辺に造られた。 現在は軽井沢や山中湖、伊豆、那須をはじめ、15拠点78室に拡大している。平日はワーケーションを楽しむ共働き夫婦、休日は緑の中でリフレッシュしたいファミリー層が多く集まるという。 画像提供:SANU 2nd Home 別荘にはさまざまなデザインのキャビンをラインアップしているが、最も多く建設されているのは建築家の安齋好太郎と共に設計した、八ヶ岳や河口湖などに点在する「サヌ キャビン(SANU CABIN)」である。天井高4メートルの開放感のある空間と雄大な景観を取り込む大きな窓、曲線が美しいリビング、緑を眺めながら朝食が楽しめる広々としたテラス。唯一無二のデザインで、心地よい時間を過ごせるだろう。 リモートワーカーにうれしいワークスペースは、リビングとシームレスにつながりながら、柔らかな曲面壁

「百年後芸術祭-内房総アートフェス-」でしかできない9のこと

「百年後芸術祭-内房総アートフェス-」でしかできない9のこと

2024年3月23日、アートとクリエーティブ、テクノロジーの力を融合した芸術祭「百年後芸術祭-内房総アートフェス-」が開幕した。総合プロデューサーは「クルックフィールズ(KURKKU FIELDS)」を営む音楽家の小林武史、アートディレクターは「いちはらアート×ミックス」ほか多数の日本の芸術祭を手がける北川フラムだ。 同イベントは千葉県誕生150周年記念事業の一環として実施され、絵画に映像、インスタレーションなど、多岐にわたる約90の作品が、内房総5都市を舞台に展開する。市原市では牛久商店街や「市原湖畔美術館」、旧里見小学校などの各拠点に約60点の展示を行う。木更津市、君津市、袖ケ浦市、富津市の各市では、各地を巡回しながら作品鑑賞できる。 軸となるテーマはアートを主とする「LIFE ART」と、音楽を主とする「LIVE ART」だ。「LIFE ART」は、北川フラムが人々の生活に根ざした地域の営みに美を見いだし、アーティストとともに表現する。「LIVE ART」では、小林武史を中心に音楽、ダンス、テクノロジーなどを組み合わせたライブパフォーマンスを実施していく。 ここでは芸術祭の見どころをダイジェストで解説していきたい。 1. 高度経済成長期のドリームハウスに思いを馳せる。 Photo: Tomomi Nakamura SIDE COREが手がけた「dream house」は、高度経済成長期から「東京湾アクアライン」が開通するまでの木更津を象徴したような作品だ。ぽっかり浮かんだ一軒家の背景には「東京湾アクアライン」が架かり、対岸からその景色を眺めることで、当時の様子を思い浮かべることができる。 神奈川県川崎市と千葉県木更津市を結ぶ道路の誕生は、密集した都市から抜け出し「マイホームを持ちたい」と願う人々が理想を胸に、この地に流入する要因となった。「夢の架け橋」とも言われた道路は、家族の形や人の生き方までを変えてしまう威力を持っていたのである。 2. 女神と現代の⾁体の融合を目の当たりにする。 Photo: Tomomi Nakamura 木更津駅周辺の倉庫内に展示されている「V(仮設のモニュメント5)」は、魔術と救済、人間と非人間など両義的な中間領域を探求する小谷元彦が手がけた作品だ。約4000年前の縄⽂時代の⼟偶「仮⾯の⼥神」と現代の⾁体を融合させるモニュメントを作り上げ、奈良時代の半跏倚坐(はんかいざ)の「⽉光菩薩像」を像に重ねている。 Photo: Tomomi Nakamura 当時は埋葬する際に顔に土器を被せたり、手足を折る習慣があったりしたことから、この像にもそれらの風習が反映されている。従来の「仮⾯の⼥神」に刻まれた模様を現代の衣服として捉え直し、土器をアンクレットのような形で足にかけるなど、過去から現代、未来の時間を凝結した作品となっている。 3. この地に生きた人の痕跡を感じる。 Photo: Tomomi Nakamura 袖ケ浦市の「旧進藤家住宅」内に展示された、大貫仁美作の「たぐり、よせる、よすが、かけら」は、旧家にあったガラスの「断片」で作った衣服によって、この地を生きた人の痕跡の可視化を試みた作品だ。彫刻のように型を作ってからガラスを流し込み、「傷」を装飾し「美」に転じさせる金継ぎを随所に用いることで、「完璧とは違う欠落から生じる美の姿」を表現している。 Photo: Tomomi Nakamura ガラスの下着がベースとなった作品は、危うさやはかなさも感じられるが、よく見ると、型の土台はふっくらとし

パリの日本人三つ星シェフが担う「KEI Collection PARIS」が虎ノ門に誕生

パリの日本人三つ星シェフが担う「KEI Collection PARIS」が虎ノ門に誕生

「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の最上階49階の東京ノード(TOKYO NODE)内に、2024年3月26日(火)、グリルガストロノミー「ケイ コレクション パリ(KEI Collection PARIS)」がオープンした。 画像提供:KEI Collection PARIS オーナーシェフは、パリのフレンチレストラン「レストラン ケイ(Restaurant KEI)」を手がけ、2020年にはアジア人で初めてミシュランガイドで三つ星を獲得するという偉業を成し遂げた小林圭だ。パリで小林から直伝の指導を受けたシェフ、久保雅嗣(くぼまさつぐ)とともに日々最高の素材を仕入れ、調理を担う。 画像提供:KEI Collection PARIS 大人の遊び場がコンセプトのラグジュアリー感あふれるレストランは、アオヤマ ノムラ デザイン( A.N.D.)の小坂竜がデザインを担当した。 クリスタル照明が輝く入り口のバーカウンター、レストランスペースと続き、窓からはきらめく都会のパノラマ夜景を望むことができる。有機的なカーブのレイヤーが連続する天井や壁は、まるで劇場幕のドレープのようにドラマティックだ。壁には蜷川実花や、スタジオ サワダ デザイン(STUDIO SAWADA DESIGN)のアートが点在しているところにも、注目してみてほしい。 画像提供:KEI Collection PARIS オープンキッチンを取り囲むカウンター席やテーブルは、「ゲストが素材と間近に出合うステージのような場であってほしい」という小林の思いを反映した設計となっている。さらに、地上250メートルのインフィニティプールを有するルーフトップテラスを併設し、4月19日(金)からはプールに隣接するルーフトップバーもオ―プンする。非日常感たっぷりの開放感あふれる空間でアペリティフやアフターディナーも満喫できるのがうれしい。  画像提供:KEI Collection PARIS 料理は初の「アラカルト形式」を採用している。毎日入れ替わる品書きの中から、ゲストが好きな料理を選び、自分だけのコースを組み立てることができる。メニューは素材の力を最大限に引き出すガストロノミックな前菜の数々と、「火入れ」にこだわり抜いた肉や野菜、オマールエビなどをラインアップする。 画像提供:KEI Collection PARIS グリエやソテー、ポワレなどのフレンチの手法に日本ならではの「炭火焼き」のエッセンスをプラスし、調理温度を1度単位まで調整しながら、素材が本来持っているおいしさを引き出しているところが特徴的である。ドリンクはフランスを中心にしたワインコレクションや世界のスピリッツ、ユニークなオリジナルカクテルが多数楽しめる。 画像提供:KEI Collection PARIS ぜひ一度トライしてみてほしいのは、「サザエの海藻バター焼」(1,500円、以下全て税込み)。あおさや魚醤(ぎょしょう)を使った濃厚な海藻バターソースで素材の磯の香りを引き立たせ、芳醇(ほうじゅん)な味わいに仕上げた。レモンのコンフィの酸味がほどよいアクセントになっている。 画像提供:KEI Collection PARIS 「赤城牛の時雨煮 石焼きロール寿司 」(1貫1,500円)はうまみたっぷりの和牛しぐれと旬野菜、パリッとした佐賀県産の海苔を同時に楽しめる逸品。焼石の上に乗せて提供しているため、常に温かい状態で堪能できる。 画像提供:KEI Collection PARIS 「最中 紅富士サーモン

浅草に「VERTはなれ」が誕生、予約が取れないカウンターデザート専門店の姉妹店

浅草に「VERTはなれ」が誕生、予約が取れないカウンターデザート専門店の姉妹店

神楽坂にある「ヴェール(VERT)」は、なかなか予約が取れないことで知られる、日本茶を織り交ぜたデザートコース専門店だ。そんな人気店が2024年3月15日(金)、日本茶デザートをアラカルトで楽しめる「ヴェール(VERT)はなれ」を浅草にオープンする。予約なしでも訪れることのできる同店は、シングルオリジンの茶を1杯からでもオーダーでき、1号店以上に気軽に利用できる。 Photo: Keisuke Tanigawa 野外で茶を点てて楽しむ「野だて」からインスピレーションを得て設計された店内には、照明の上に自然の中の茶会に欠かせない「野だて傘」をイメージした、モニュメントが飾られている。全6席の椅子が設置されたカウンターテーブルは、天然石でできており、静かな雰囲気が漂う。 Photo: Keisuke Tanigawa左からオーナーパティシエの田中俊大、シェフの中西賢士郎 オーナーパティシエは、今はなきアシェットデセールの名店「ジャニス・ウォン(Janice Wong)」や、グラスデザートが人気を誇る野毛の「ラトリエ・ア・マ・ファソン(L'atelier à ma façon)」でのパティシエ経験を持つ、田中俊大である。シェフの中西賢志郎も加わり、食事メニューも一緒に提供していくそうだ。コース料理は、予約が殺到し店に足を運べない人が増えたことから、「もっと気軽に日本茶に触れてほしい」とアラカルト中心の店を立ち上げた。 Photo: Keisuke Tanigawa 「1号店ではひと味違う日本茶の楽しみ方を提案してきました。ヴェールはなれは食材の組み合わせがシンプルなものが多く、シングルオリジンの日本茶も提供しているので、より素材そのものの魅力が体感できる場所になると思います」と、田中は新店のコンセプトを語る。 メニューは常時約6種の日本茶を茶菓子付きで1,100円(以下全て税込み)から提供し、華やかなデザートを8~10種ほど揃える。シェフの中西が手がける「五平餅」(2個660円)や「稲荷寿司」(2個660円)などの軽食もラインアップしている点にも注目だ。新商品の開発も検討中で、時期によって種類を入れ替え、2~3種ほど展開していくそうだ。 Photo: Keisuke Tanigawa おすすめは、パティシエの気まぐれで入れ替わる、宝石のようなグラスデザート(2,750円~)。取材時は、日本茶の渋みがかんきつの甘みを引き立てる「ブラットオレンジ、藤かおりのアイスクリーム、ミョウガ、クロモジ、マスカルポーネ」が登場した。 Photo: Keisuke Tanigawa 小田原「八木下農園」のジューシーなブラットオレンジをスプーンですくうと、「へべす」のムースや静岡県・駄農園の茶葉「藤かおり」を使った茶葉を使った、爽やかな苦みのアイスクリームが顔を出す。その下にはスパイシーなクロモジの寒天や、フレッシュなブラットオレンジの皮のマリネとジャム、食感がアクセントになったミョウガなどがぎゅっと詰まっていて、最後の一口まで飽きずに味わえる。 グラスデザートに合わせるのは、「ミョウガ、ローズマリー、棒ほうじ茶」(1,100円)。玉露の茎を焙煎(ばいせん)した狭山茶 池乃屋園の「棒ほうじ茶」は、存在感のある香りとうまみが特徴的だ。そこに同じく香りの強いローズマリーが加わり、芳醇(ほうじゅん)な一杯となっている。ミョウガの辛みは、グラスデザートともリンクする。 Photo: Keisuke Tanigawa 「ほくめいのアイスクリーム、メローオレン

羽田空港に「PRIME SAKE」が手がけるモダンな日本酒角打ち店がオープン

羽田空港に「PRIME SAKE」が手がけるモダンな日本酒角打ち店がオープン

2024年3月15日(金)、世界初の日本酒一合缶専門店「プライム サケ トウキョウ ハネダ エアポート(PRIME SAKE Tokyo Haneda Airport)」が羽田空港第3ターミナル駅の3階にオープンする。同店は日本酒ブランド「プライム サケ(PRIME SAKE)」を展開するカモ(camo)の全商品が購入できるフラッグシップ店だ。年間およそ2000万人が利用する国内最大級の国際線空港で、訪日外国人観光客に向け、日本ならではの文化体験を日本酒とともに演出する。 画像提供:camo株式会社 スタイリッシュな暖簾(のれん)をくぐり、yaの山本亮介が手がけた洗練された店内に足を踏み入れると、立ち飲みができる大きな角打ちカウンターが出迎えてくれる。壁紙には日本の象徴でもある和紙を利用しているという。壁面棚にはメイン商品である日本酒一合缶(スタンダード1,650円〜、プレミアム3,300円、以下全て税込み)や、購入できる酒器がずらりと並ぶ。 Photo: Tomomi Nakamura 日本の美を発信するに相応しい、アイコニックなデザインのラベルは、真っ白な店内でひと際目を引く。缶の側面に酒の説明が詳しく書かれているので、初心者でも手に取りやすいのもポイントだ。手軽に持ち運びができる180ミリリットサイズの一合缶は、日本の手土産や自分へのご褒美にもぴったりである。 Photo: Tomomi Nakamura 角打ちスペースでは、一合缶のほか、時期によって異なる参加蔵が手がけた日本酒を杯売りで提供している。テイスティングはぐい呑み(1,110円から)、片口(1,870円から)の2種類から選べる。「おつな 実山椒」(880円)や「野菜チップス あじ塩」(550円)など、素材にこだわったつまみみも数種類ラインアップしている。 鹿児島県の火山灰で作られた「ワン キリン(ONE KILN)」など、角打ちで提供している酒器も、手土産として購入できるのもうれしい。 Photo: Tomomi Nakamura 「日本酒のマーケットはまだ小さいですが、僕は将来的に1.7兆円と言われているシャンパーニュの市場規模を目指せると考えています。世界へのハブとなる国際空港を起点に、さまざまな銘柄が海外へ飛び立つことで、国外における日本酒のブランド価値をさらに上げていけたらと思っています」と、カモの代表取締役のカワナアキは語る。 Photo: Tomomi Nakamura フライトまでの空き時間に足を運び、海外の知人への手土産を購入するのもよし、旅前に友人と乾杯するのもよし。インバウンドはもちろん、我々日本人にとっても重宝するスポットになることだろう。 関連記事 『プライム サケ トウキョウ ハネダ エアポート』 『羽田空港で手に入れるべき土産5選』 『羽田エアポートガーデンでしかできない11のこと』 『天空橋に日本初のスマートな街「羽田イノベーションシティ」がついに全面オープン』 『東京駅前に石川県のアンテナショップ「八重洲いしかわテラス」がオープン』 東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら

東北沢にモダンな一軒家酒場「ランタン はなれ」がオープン

東北沢にモダンな一軒家酒場「ランタン はなれ」がオープン

2024年1月20日(土)、東北沢に隠れ家のような一軒家居酒屋「ランタン(LANTERNE)はなれ」がオープンする。同店は代々木上原で人気を誇るビストロ「メゾン サンカント サンク(MAISON CINQUANTECINQ)」や、居酒屋「ランタン(LANTERNE)」を担うシェルシュ(cherche)が仕掛ける新店だ。 Photo: Keisuke Tanigawa ベースの建物は、このエリアで約50年間愛された老舗おでん店「おかめ」の内装を生かした造りになっており、1階は趣のあるコの字型のカウンター席、2階は個室やテーブル席を設けたゆったりくつろげる空間となっている。 Photo: Keisuke Tanigawaゆったりできる2階のテーブル席 一見高級居酒屋のようにも見えるが、よく見渡すと店内にはアートやミュージシャンのポートレート、レコードやカセットテープなどが点在。居酒屋らしい趣は保ちつつも、ランタンらしい遊び心あふれる空間作りがなされている。 Photo: Keisuke Tanigawa1階に飾られたミュージシャンのポートレート オーナー兼エグゼクティブシェフの丸山智博は、居酒屋で飲食業界の門をたたき、フランス料理店で修業を積んだ後、シェルシュの1号店であるメゾン サンカント サンクを立ち上げた経歴の持ち主。フランス料理と和食の双方にルーツを持つ。そんな彼が「パリで居酒屋を開いたら」とイメージし、本場のビストロを日本風に落とし込んで作ったのがスタイリッシュな大衆酒場、ランタンだった。 Photo: Keisuke Tanigawaランタンはなれのアイコンとなる、箸をつつくキツツキ ランタンはなれでは、そんなランタンの料理をさらにアップデートし、ここでしか味わえないメニューもプラス。より大人が楽しめる酒場として、上質なメニューを提供していく。 Photo: Keisuke Tanigawa丸山智博とシェフの八巻敦司 Photo: Keisuke Tanigawa代表的なメニュー6品、器は系列店の「アエル(AELU)」で扱う作家ものだ 料理は和をベースにしながらも、丸山が海外で料理を勉強する中で出合ったフランス料理やアジア料理のエッセンスを取り入れた、独自のラインアップだ。酒は1杯600円から(以下全て税込み)。からあげに合うハイボールはもちろんのこと、自然派の造り手を中心とした焼酎や日本酒、クラフト酒を豊富に揃える。 Photo: Keisuke Tanigawa ここを訪れたらぜひ食べておきたいのは、新しい3つのから揚げだ。1つは、姉妹店であるランタンの看板メニュー「鶏のから揚げ」をアップデートした「鶏のから揚げ おろしポン酢」(900円)。カラっと揚げたジューシーな大ぶりの大山鶏は、ザクザクと粗めにすりおろした大根おろしと相性抜群である。 Photo: Keisuke Tanigawa「鶏のねぎま揚げ」 同店でしか食べられない一番の「推しから揚げ」は、鶏肉に茨城の「ポロネギ」を挟み込んだ「鶏のねぎま揚げ」(950円)。甘みのあるとろっとしたネギと、表面はさっくり、中はふっくらとした香ばしいから揚げの食感の対比が楽しめる。 Photo: Keisuke Tanigawa「本日の魚から揚げ 鯛かま」 肉が食べられないという人向けに、「本日の魚から揚げ」(700円)も用意。魚は日替わりだが、この日は脂の乗ったうまみたっぷりのタイのカマを使ったから揚げが登場。シチリアの塩漬けのケイパーを合わせ、ほのか

人気スイーツブランド「PAYSAGE」が代官山に2階建ての旗艦店をオープン

人気スイーツブランド「PAYSAGE」が代官山に2階建ての旗艦店をオープン

気鋭のパティシエ、江藤英樹が手がけるスイーツブランド「ペイサージュ(PAYSAGE)」が、2024年2月22日(木)に旗艦店を「フォレストゲート代官山(Forestgate Daikanyama)」にオープンする。 「ドミニク・ブシェ トーキョー(DOMINIQUE BOUCHET TOKYO)」や、「スガラボ(SUGALABO)」をはじめ、数々の名店でシェフパティシエを歴任した江藤が2021年に立ち上げた同ブランド。今まで店舗を持たず、全国各地での催事を中心に展開してきたが、今回初めてブティック、サロン・ド・テ、シェフズテーブルが融合した実店舗をオープン。店内でスイーツを楽しむことができる。 画像提供:イートクリエイター 代官山店では、「幸せや喜びに寄り添う、至高のお菓子を。あなたの時とともに」というコンセプトはそのままに、生産者の思いや産地のストーリーが感じられるようなメニューを提供。生産者とパティシエ、ゲストそれぞれが有機的につながる場所を目指していくそうだ。 画像提供:イートクリエイター白を基調とした1階のブティック 1階のブティックは、旬の素材を使った色鮮やかなケーキやシューなどの生菓子、ふんわり軽やかな食感のフィナンシェやサブレなど豊富なラインアップの菓子が揃う。手土産やギフトに最適なテイクアウトはもちろん、イートインもできる。 画像提供:イートクリエイター 画像提供:イートクリエイターフィナンシェ 同階にはアフタヌーンティー(7,500円、税込み)を満喫できる優雅なサロン・ド・テが登場。丸みのあるソファやテーブルがくつろぎのひとときを演出してくれる。 オリジナルブレンドフレーバーティー「Garden」をはじめとする香り豊かな紅茶とともに、タルトやムースなどのスイーツとサンドイッチをはじめとする華やかなスイーツとセイボリーを味わおう。 画像提供:イートクリエイターサロン・ド・テ 画像提供:イートクリエイターブランド初のアフタヌーンティーに期待が高まる 彩りを添えるテーブルウエアには、佐賀県の窯元・李荘窯の寺内信二による有田焼食器を使用。ブランドのシンボルであるボタニカル模様を施し、オリジナルで製作した器なのでぜひ細部まで眺めてみてほしい。 画像提供:イートクリエイター海外の邸宅のオープンキッチンのようなカウンター席 4月にオープン予定の2階のシェフズテーブルでは、 6席だけのプライベート空間でシェフの手さばきを眺めつつ、ライブ感のあるデザートコースが味わえる。 壁には「ペイサージュ」のキービジュアルである自然の草花が埋め込まれ、季節のスイーツとともに新しい風景を感じることができるはずだ。まるで海外の邸宅のオープンキッチンのような空間で、旬の素材をふんだんに使ったデセールやパフェとともに至福の時間を満喫したい。 関連記事 『ペイサージュ』 『東京、ガレット・デ・ロワ6選』 『東京、注目の若手パティシエがいる店7選』 『代官山に森出現、隈研吾設計のサステナブルな新拠点「フォレストゲート代官山」が誕生』 『阿佐ヶ谷にコーヒーとパンへの愛情が詰め込まれたベイクカフェが登場』 東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら

信濃屋がワインレストラン併設の新業態「cask」を虎ノ門ヒルズにオープン

信濃屋がワインレストラン併設の新業態「cask」を虎ノ門ヒルズにオープン

2024年1月16日(火)、食と酒の専門店「信濃屋」が「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」地下1階に新業態店舗「カスク(cask)」をオープンする。店内には青山で人気を誇るワインレストラン「ダブリュー(W)」を併設。スーパーマーケットとレストランが融合した複合ショップとして初のスタートを切る。 画像提供:株式会社信濃屋食品 1930年に世田谷区で開業した信濃屋は、これまでオリジナル商品や手作りの総菜のほか、土づくりからこだわる生産者が手がけた「健美野菜」や環境に配慮した各生鮮食材を中心に展開してきた老舗スーパーマーケットである。 新店舗は、生産者や地域と都市生活者をつなぐ「メディア」としての責任を担う場所と位置付けた。カスクという店名は、木材を活用してサステナブルな方法で作られてきた樽(たる)をイメージして付けられたそうだ。同店が古くから力を入れてきたワインやウイスキー、醤油などを作る過程で利用する樽ともリンクする。 商品は日本各地の厳選素材と発酵食品にフォーカス。店内では自社初のホットミールや人気の弁当をはじめ、デリやスイーツ、パンなども展開する。さらに、生産者と直接触れ合えるワークショップにも力を入れていく予定だ。試飲・試食会なども定期的に開催し、食材の背景に流れるストーリーを伝え、新たなスーパーマーケットの形を提案していく。 画像提供:株式会社信濃屋食品 店内のデザインを手がけたのは、六本木のカフェレストラン「コモン(Common)」や、広島のホステル「ソイル瀬戸田(SOIL Setoda)」を担当したデザインユニットの「STUDIO DIG.」。内装には土や木、石、和紙などの自然素材を用いることで、素材にこだわる信濃屋の姿勢を表現している。 画像提供:株式会社信濃屋食品 ブランディングデザインは、都内の飲食店やホテルのほか、商業施設のクリエーティブを手がけるチーム「faa」がディレクション。ターゲットとなる都市生活者のインサイトを熟知するデザインチームとタッグを組むことで、上質な商品の魅力がしっかりとゲストに届くことを目指す。 画像提供:株式会社信濃屋食品 食の本質が見えにくい現代においても、自ら直接産地に足を運び、作り手の思いやこだわりを理解した上で現代のライフスタイルに合った商品を開発し続けてきた信濃屋。同店を通して、これからさらに多様な形で食の魅力を発信していくことになりそうだ。 関連記事 『カスク』 『東京で「グルメマート」業態の飲食店が拡大中、注目の3軒を紹介』 『ヒルトン東京で、シャンパン飲み放題の非日常的なカウントダウンパーティーが開催』 『豪華なネタを1万円以下で、銀座の「北大路倶楽部」で味わう寿司コース』 『虎ノ門に5年連続一つ星シェフによるガストロノミー「アポテオーズ」が誕生』 東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら

東京で「グルメマート」業態の飲食店が拡大中、注目の3軒を紹介

東京で「グルメマート」業態の飲食店が拡大中、注目の3軒を紹介

テレワークの企業が増え、自宅で過ごす時間を重視する人が増加傾向にあるポストコロナ時代。そんな時代の要請を受け、飲食業界にも新たな波が押し寄せている。アメリカきってのグルメシティとして知られるロザンゼルスでは、質の高い生産者の作る食材の物販、酒販、飲食が一体型になった「グルメマート」と呼ばれる新たな業態が拡大しているようだ。 その影響を受け、近年日本でも選りすぐりの調味料や食材、酒をセレクトして販売し、それを店内のイートインスペースで気軽に食すことのできる個性的な店舗が続々とオープンしている。ここでは、東京で注目のグルメマート業態の新鋭店を3つ紹介したい。 Photo: Midori Yamaokaシェフのセレクトした食材が並ぶ「食品庫」 1. 有名シェフの愛用品が集結したグローサリー 「日本食品総合研究所」 今、最注目のグルメマートといえば、複合施設「フォレストゲート代官山」に2023年10月オープンした日本食品総合研究所の「食品庫」だ。調味料やシャルキュトリー、ワイン、チーズなどを中心にシェフ愛用の食材を気軽に購入できるグローサリーである。 「パティスリーイーズ(Patisserie ease)」の大山恵介や「ティール(Teal)」の眞砂翔平、「チョンプー(CHOMPOO)」の森枝幹など。人気シェフのおすすめ商品を本人の推薦コメントを眺めながら購入できるのは、「ならでは」の魅力だろう。 Photo: Midori Yamaokaシェフたちが愛用する調味料 2階には小ロットで商品を製造できる「研究所」を設置。異ジャンルのシェフが出会い、交流できる場であり、新商品開発を促す場となっている。「調理室」にはオープンキッチンとソファを備え、展示会やシェフズディナーなどのイベントで活用しやすいモダンな空間を設けた。 Photo: Midori Yamaoka新商品の企画・開発を行う「研究所」 Photo: Midori Yamaokaシェフズディナーや展示会の会場となる「調理室」 さらに1階には、ビストロ「ネキ(Neki)」のシェフ・西恭平が監修したカフェ&ワインバー「メリージェーン(Mary Jane)」 を展開。同店では「タテルヨシノ」や「メザニーン」での経歴を持つシェフの林修史が手がける、フレンチベースを中近東風にアレンジしたメニューや世界のワインが堪能できる。目にも華やかなビュッフェが楽しめる「メリージェーンブランチ」(3,300円)のほか、「キャラメルプリン」(600円)をはじめとするデザートなど、「研究所」で開発した料理を味わえるところがポイントだ。 Photo: Midori Yamaokaビュッフェ形式で楽しめる「メリージェーンブランチ」(3,300円) Photo: Midori Yamaoka「メリージェーン」の店内 施設全体にシェフたちが集い、新しい食文化を醸成し続ける同施設は、今後新たなイノベーションを生む、2023年期待のプラットフォームと言えるだろう。 Photo: Kisa Toyoshimaシェアハウスに併設した「ショップ」の外観 2. 地域のハブとなるスタイリッシュな次世代コンビニ 「ショップ」 築62年の木造住宅をスタイリッシュにリノベーションした「ショップ(SHOPPE)」は、「食べる」「飲む」「買う」体験をシェアするコンビニエンスストアだ。建築家のクマタイチが展開するプロジェクト、「シェア バイタイランド(SHARE by TAILAND)」が設計から運営までを手がける店である。 Pho

虎ノ門に5年連続一つ星シェフによるガストロノミー「アポテオーズ」が誕生

虎ノ門に5年連続一つ星シェフによるガストロノミー「アポテオーズ」が誕生

2023年11月21日(火)、「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の「トウキョウ ノード(TOKYO NODE)」内に、 フレンチガストロノミー「アポテオーズ(apothéose)」がオープンする。地上250メートルの場所に位置するレストランで、眼下には東京のきらめく夜景と空の大パノラマが広がる、絶好のロケーションだ。 Photo:Tomomi Nakamura シェフを担うのは、成澤由浩率いる小田原の「ラ・ナプール(La Napoule)」やパリ2区にあるフレンチレストラン「オ・ボン・アクイユ(Au bon accueil)」をはじめ、数々の名店を経て、フレンチレストラン「エール(ERH)」で5年連続ミシュラン・ガイド一つ星を獲得し続けてきた北村啓太である。 画像提供:株式会社Plan・Do・See 北村は今回の開店を機に、フランスでともに過ごしたシェフパティシエの宮本景世やスーシェフの渡邊亮介、ソムリエ兼客室責任者のベルトランド・ヴェルディエ(Bertrand Verdier)とともに、15年の時を経て母国である日本に帰国。彼が最も大切にしてきたことは、日本各地を自分の足で巡り、五感で素材の魅力を感じることだった。 「生産者の声に耳を傾ける中で強く感じたのは、日本ならではの丁寧で繊細な手作業によって、魅力的で高品質な食材が生まれるということでした。食材に込められた思いを受け継ぎ、世界中のゲストへの伝え手として常識を打ち破る料理を発信していきたいです」(北村) Photo: Tomomi Nakamuraソファが配されたティースペース 同店に到着するとまず目に入るのが、コースの前にティータイムが楽しめるスペースである。「山の湧き水が流れる音」や「竹林をかき分ける音」など、自然が感じられる音色がゲストを出迎えてくれる。これは北村が食材選びの旅で出逢った88個の「音」の素材を、サウンドデザインチームのSOUND CoUTUREがデザインしたものだ。 「ゲストを自然の音色と茶でお迎えし、まずはリラックスしてもらう。その後レストランへお通しすることで、まるで誰かの自宅へ招かれたような温かな気持ちを味わってほしいです」と、北村は語る。 画像提供:「アポテオーズ」PR事務局 ライトやテーブルなどのデザインは、世界一のレストランといわれる「ノーマ(NOMA)」の内装やインスタレーションも手がけたSPACE COPENHAGENが担当。ナチュラルな色使いと曲線で構成された店内空間は、洗練された雰囲気がありながらも温かみを感じる。 Photo: Tomomi Nakamura メニューは、日々変化し続けるディナーコース「Menu apogée(メニュー アポジー)」 (2万5,000円、以下全て税込み、別途サービス料)のみ。さらに、アルコールペアリングを1万5,000円で追加できる。 生産者が作り出す最高の食材を前に、今この瞬間にしかできない表現を実現するため、コースは毎日微調整され、レシピも変化し続ける。時にはスタイルが一変することもあるが、根幹にある思想はいつも「おいしさに真摯(しんし)に向き合い続ける」ことだという。 Photo: Tomomi Nakamura 例えば「カリフラワーのタルト」は、流木と花のフォルムをしたユニークな器に乗って提供され、訪れたゲストを驚かせてくれる。カリフラワーに火入れした落花生を合わせ、スパイスやディルを施したタルトは、オリエンタルなスパイスやハーブの香りと、野菜と落花生の絶妙な食感が五感で堪能できる